金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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46:高橋こうじ 『日本の大和言葉を美しく話す―こころが通じる和の表現』

2018-09-15 07:48:57 | 18 本の感想
高橋こうじ『日本の大和言葉を美しく話す―こころが通じる和の表現』(東邦出版)
★★★☆☆

【Amazonの内容紹介】

日本には漢語と外来語、そして生粋の日本語「大和言葉」
大きくわけてこの三つがあります。
日本人自身が育んできた知的で優雅な余韻を残す言葉づかいを
身につけてみませんか?

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このシリーズ、ずっと書店の目立つところに置いてあることが多いから
売れてるんだろうな……。

「ゆくりなく」とか「したもい」とか、聞いたことあるけど
意味を正確に理解していなかった言葉がいくつかあって、
それを確認できたのはよかった。

わりと長い間、わたしが煩わされているのが、
「楽しかった」「嬉しかった」
の丁寧な表現。
「楽しかったです」「嬉しかったです」
が間違った日本語なのはわかってるんだけど、
この本にも書かれている
「楽しゅうございました」「嬉しゅうございました」
を使うのに抵抗を感じてしまう。
もはや現代に即していない気がするから。
それで、
「楽しい時間を過ごすことができました」
「嬉しく思います」
に言い換えるんだけど、いつもそれでいったん手が止まっちゃう。


コメント
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