金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

45:エラ・フランシス・サンダース 『翻訳できない世界のことば』

2018-09-14 20:36:35 | 18 本の感想
エラ・フランシス・サンダース『翻訳できない世界のことば』(創元社)
★★★★☆

【Amazonの内容紹介】

★2017年 キノベス! 第1位


外国語のなかには、
他の言語に訳すときに一言では言い表せないような
各国固有の言葉が存在する。

本書は、この「翻訳できない言葉」を世界中から集め、
著者の感性豊かな解説と瀟洒なイラストを添えた
世界一ユニークな単語集。

言葉の背景にある文化や歴史、
そしてコミュニケーションの機微を楽しみながら探究できる。

小さなブログ記事が一夜にして世界中へ広まった話題の書。
ニューヨークタイムズ・ベストセラー。
世界6カ国で刊行予定。

**************************************************

おもしろかったし、雰囲気がとてもすてき。
「恋がさめ、ほろ苦い気持ちになること」
「日が暮れたあと、遅くまで夜更かしして
 友達と楽しく過ごすこと」
なんて意味をひとことで表す言葉、確かに日本語にはないなあ。

「イヌイットは雪の色をあらわす言葉をたくさん持っている」って話は
実際のところ嘘だと聞いたことあるけど、
生活の中で何を重視するかによって語彙って変わるよね。
日本語からエントリーしていたのは
「木洩れ日」
「わびさび」
「積ん読」。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする