「おとなのデジタルTVナビ」編集部『九転び十起き! 広岡浅子の生涯』
★★★☆☆
【Amazonの内容紹介】
NHK連続テレビ小説「あさが来た」のモデルとなった
広岡浅子の魅力を詰めこんだガイドブック。
丹念な取材で描かれたノンフィクション
丹念な取材で描かれたノンフィクション
「九転十起の女 広岡浅子伝」を、
ていねいな用語解説をつけて掲載。
テンポのいい本文と、かゆいところに手が届く解説で、
テンポのいい本文と、かゆいところに手が届く解説で、
浅子たちの実像を浮き彫りにする。
元NHKアナウンサーの松平定知さんが、
元NHKアナウンサーの松平定知さんが、
浅子ゆかりの地を訪問した紀行文や、
浅子の魅力についてつづった巻頭言も読みごたえ充分。
そのほか、松平さんと大同生命保険の工藤社長の特別対談や、
浅子の魅力についてつづった巻頭言も読みごたえ充分。
そのほか、松平さんと大同生命保険の工藤社長の特別対談や、
地図付きのゆかりの地ガイド、浅子年表、
忙しい人のためにおすすめのイラスト付きでわかりやすい
忙しい人のためにおすすめのイラスト付きでわかりやすい
「3分でわかる浅子の人物像」など、内容は盛りだくさん。
浅子の波瀾万丈の生涯を徹底的にクローズアップする。
浅子の波瀾万丈の生涯を徹底的にクローズアップする。
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ずいぶん長いこと積んでいた本。
もらったか、中古で買ったかのどちらかのはず。
ちなみに朝ドラ「あさが来た」は未視聴。
もちろん、廃業した会社や断絶した家もたくさんあるんだけど、
この時代になるともう、
「今生きてるあの人、この人の子孫だったんだ!」
とか、
「あの会社、こうやって出来たんだ!」
とか、現在と地続きであることが明確で、
驚くことがたくさんある。
この本は当然、広岡浅子の業績を紹介する本なんだけど、
平塚らいてうの
「いやな人と思うようになりました」
という評価も載せているのがいい。
朝ドラで脚光を浴びるようになったものの、
それまでは忘れ去られた人だった彼女。
歴史とか文学の本を読んでいると、
こういう人によく出会う。
当時は有名だったり人気だったりしたのに、忘れ去られて、
当時はそこまででもなかった人が
知名度を維持していたりする不思議。
伊藤伝右衛門の旧邸宅、絶対行って見ているはずなんだけど、
いつどんないきさつで行ったのか、まったく思い出せないな。
九州に行くときはたいてい福岡空港経由で行っているから
福岡には大人になってから4~5回行ってるはず。
いつだろう。