金木犀、薔薇、白木蓮

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映画:『ヴィクトリア女王 世紀の愛』

2010-11-05 19:47:56 | 映画の感想
映画:『ヴィクトリア女王 世紀の愛
★★★☆☆

英国の国王である叔父に子がないため、
次の英国女王になることが決まっている十七歳のヴィクトリア。
母と、その愛人であるコンロイに摂政政治を承諾するよう
迫られながら、それをはねつけ、自由になる日を待っている。
次の王となるヴィクトリアを支配下に置こうと、
各方面で動きが出ていた。
ベルギー国王である叔父は、甥のアルバートを呼び寄せ、
ヴィクトリアの心をつかむべく彼を英国へ差し向ける。
一方、現首相のメルバーン卿は、国王の誕生日会で
ヴィクトリアに出会い、彼女の心をつかむことに成功していた。
国王の逝去にともない、ヴィクトリアは女王になる。
メルバーンの導きで、政治を行うことになるが……

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前評判があまりよくなかったので、期待していなかったんだけど、
まあ、確かに、評判どおりといった感じ。
いったい何を描きたかったのか、よくわからない。
宮廷の権謀術策も、『エリザベス』に比べるとちゃちだし、
アルバートとの恋愛も、なんだか中途半端。
結婚するまでに、ヴィクトリアがアルバートをどう思っているか、
という心理描写がごっそり抜け落ちているので、
後半、いきなり二人の愛を前面に押し出されても
いまいち釈然としない。
そんなわけで、映画としては★2つなんですが……

ルパート・フレンド演じるアルバートが素敵すぎて、
★1つ追加!
なんという王子様っぷり! 
まぶしいほどの男前であるよ。

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