アンソロジー『X’mas Stories: 一年でいちばん奇跡が起きる日』
★★★☆☆
【Amazonの内容紹介】
もう枕元にサンタは来ないけど、
この物語がクリスマスをもっと特別な一日にしてくれる――。
六人の人気作家が腕を競って描いた六つの奇跡。
自分がこの世に誕生した日を意識し続けるOL、
イブに何の期待も抱いていない司法浪人生、
そして、華やいだ東京の街にタイムスリップしてしまった武士……!
ささやかな贈り物に、自分へのご褒美に。
冬の夜に煌めくクリスマス・アンソロジー。
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先輩に借りた本。
収録作品は以下の通り。
朝井リョウ「逆算」
あさのあつこ「きみに伝えたくて」
伊坂幸太郎「一人では無理がある」
恩田陸「柊と太陽」
白河三兎「子の心、サンタ知らず」
三浦しをん「荒野の果てに」
あさのあつこ「きみに伝えたくて」
伊坂幸太郎「一人では無理がある」
恩田陸「柊と太陽」
白河三兎「子の心、サンタ知らず」
三浦しをん「荒野の果てに」
「クリスマス」という言葉や表紙から受ける
ロマンチックな要素はほとんどなし。
かなり好き嫌いの分かれる話が多いように思う。
「柊と太陽」「荒野の果てに」が面白かった。
「逆算」「一人では無理がある」は、好みではないけれでも、
上手いと感じる安定感がある。
そして既読の本で「合わないな」と感じた作家さんの作品は、
短編でもやっぱり合わない。
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