お決まりの書誌情報から
サントリー不易流行研究所編(1999):酒の文明学、中央公論新社、228p.
帯にはこう記されています。
「たかが酒」というなかれ。酒の哲学、文化史、経済学。
遊び心と最高の思索、知的洗練が創り上げた「酒学」。
内容は5編の酒に関する論考です。タイトルは下記の通り。
・酒の文化、酒場の文化
・酒と社交
・ボルドーワインとナポレオン三世
・酒と経済
・酔いの現象学
ちょっと昔の新書(最近の新書は雑誌みたいなものも多い!)的な内容で、むちゃくちゃ難しくはないけど、一流の筆者がきちんとした知見をふまえ著しています。
19世紀フランスではワインは全国区の酒でなかった、とか、酒は所得が増えてもそれと同じ伸びでは増えないが、逆に減っても減らず、必需品的な動きを示す、とか、「へぇー」という話を、根拠と共に知ることができます。
特に、「酒と経済」は今、私が整理しはじめた内容にも近く、思いきり参考にさせて頂こうと思っています。
他のものも面白い!
ちなみに、帯の正面には「極上『酒学』」と書かれていますが、言いえて妙。
さすが、文化のサントリー、です。
升本総本店
http://e-masumoto.com/default.aspx
サントリー不易流行研究所編(1999):酒の文明学、中央公論新社、228p.
帯にはこう記されています。
「たかが酒」というなかれ。酒の哲学、文化史、経済学。
遊び心と最高の思索、知的洗練が創り上げた「酒学」。
内容は5編の酒に関する論考です。タイトルは下記の通り。
・酒の文化、酒場の文化
・酒と社交
・ボルドーワインとナポレオン三世
・酒と経済
・酔いの現象学
ちょっと昔の新書(最近の新書は雑誌みたいなものも多い!)的な内容で、むちゃくちゃ難しくはないけど、一流の筆者がきちんとした知見をふまえ著しています。
19世紀フランスではワインは全国区の酒でなかった、とか、酒は所得が増えてもそれと同じ伸びでは増えないが、逆に減っても減らず、必需品的な動きを示す、とか、「へぇー」という話を、根拠と共に知ることができます。
特に、「酒と経済」は今、私が整理しはじめた内容にも近く、思いきり参考にさせて頂こうと思っています。
他のものも面白い!
ちなみに、帯の正面には「極上『酒学』」と書かれていますが、言いえて妙。
さすが、文化のサントリー、です。
升本総本店
http://e-masumoto.com/default.aspx