牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

日本橋より神楽坂

2009-09-02 11:58:02 | 神楽坂とインテリジェントロビーの徒然
犬に連れられ神楽坂散歩。

歩くたびに、「こんな会社があったんだ!」という発見があります。

例えば、建て替え中の赤城神社の裏手から下っていく坂の中腹に

こんな工場があります
(写真はグーグル・ビュー)

何の変哲もない、ちょっと古い町工場です。



看板を見ると、「榛原神楽坂工場」。

そう、ここは和紙の老舗として有名な、日本橋に本店を構える「榛原(はいばら)」さんの工場なんです。


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榛原と言えば様々な和紙、和小物のお店ですが、神楽坂で何を作っているんだろう?と不思議に思っていたのですが、今朝の日経朝刊の企業面の連載に答えが出ていました。


日本橋の榛原


実は、現社長の祖父に当たる五代目社長が、45年前の1964年に「計測記録紙」の生産のために新設・稼動させた工場だそうです。

なんでも榛原では1880年代後半の洋紙進出の失敗を機に「工場建設はご法度」という家訓があったそうですが、五代目はそれに背き、記録紙に本格参入したとのこと。

結果としてはIT化の流れもあり、現在では売上高のうち和紙の比率は20%で、記録紙などほかの品目が80%を占めている、ということです。

記事のタイトルは「進取のDNA、家訓に勝る」。

ちょっと経済しちゃった、神楽坂散歩、でした。



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コメント
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