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管楽器をやっていない人にはちょっとピンとこないかもしれませんが、息を継がずに楽器を吹き続ける「循環呼吸」という技術があります。
高校生の頃、練習をしてみたのですが、結構難しい。
また、習得しても、あまり使う場面もないのですが、当時言われたのが、
これで、酔っ払い運転のアルコール検査を乗り切ったフルーティストがいる
という悪いこと。
(良い子は絶対に真似してはいけません!!)
新聞の訃報欄を見て、思わず声を上げてしまいました。
世界的フルート奏者のオーレル・ニコレさん死去
20世紀を代表するフルート奏者のオーレル・ニコレさんが1月29日、故郷のスイス・ヌーシャテルで死去した。90歳だった。スイス公共放送などが伝えた。
先ほどの「酔っ払い運転のアルコール検査を乗り切ったフルーティスト」がこのニコレ。
そんなエピソードとは無関係に、ものすごい人、です。
26年、スイス生まれ。パリ音楽院で名匠マルセル・モイーズに師事。ジュネーブ国際コンクールで優勝した。50~59年にフルトベングラーやカラヤンが指揮するベルリン・フィルハーモニー管弦楽団で首席奏者として活躍。透明感とぬくもりを兼ね備えた音色で、ソリスト、教育者として国内外で活動し、武満徹ら多くの作曲家が曲を捧げた。日本でも、モーツァルトやバッハのCDで広く愛された。西田直孝や小山裕幾ら、日本人の弟子も育てた。
朝日新聞のネットニュースの写真はランパルと一緒の来日公演です。
(ヴィオラ・ダ・ガンバは日本のガンバ界の始祖とも言える上野学園の故大橋敏成さんですね。これもまた超懐かしい)
ニコレとランパル。
フルート吹きに20世紀を代表するフルーティストを2人上げろ、と言われたら10人中9人がこの二人を挙げるのではないでしょうか。
この二人、ほぼ同年輩で、活躍時期も重なっていて、まさに二大巨頭。
色々比較されたりもしました。
例えばバロック音楽では、チェンバロのラクロワと組んで様々な曲をランパル節で紹介したランパルに対し、リヒターと組んでバッハなどを求道者的に究めたニコレ。
小学校の2.3年の頃、来日公演に行ったことがあるのですが、子供心に「いぶし銀」でした。
ただ、この二人はどちらも「王道」というイメージで、ファンがランパル派とニコレ派にわかれてお互いをけなす、ということはなかったように思います。
ランパルも10年くらい前に亡くなりましたが、写真のように天国で一緒にデュエットを奏でているのでしょうか。
(曲はバッハのト長調のトリオ・ソナタか、テレマンの無伴奏でしょうか)
ご冥福をお祈りいたします。
しかし、訃報欄を見て声を上げるなんて、人生でまだ10回もないのに、今年になってもう2回目、です。
1回目は先月のデヴィッド・ボウイ。
(そういえばボウイも大学1年の時にmodern-loveの来日公演で武道館に行ったなぁ)
同時代で感動を受けたアーティストが亡くなっていくことが増えましたし、さびしいものです。
年を取ったということでしょうか。
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