牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

マニア的には珍しい、特撰(黒松)白鷹の樽酒、です。

2019-11-20 21:23:25 | 酒のご紹介
                          

                           【公式HPはこちら↑】





某銀行さんの周年記念の会で、白鷹の樽をご用命いただきました。





余興には神楽坂の芸者衆も出てきて華やかな会でしたが、注目すべき点はこちら。





樽を見て「!」と気が付いた人はかなりのマニア。

そう、「白鷹」の文字の上に「特撰」と書いてあるんです。

「特撰」というのはいわゆる「黒松白鷹」

以前も触れましたが、白鷹は「青松」とか「黒松」とか「金松」とかの種類があって、青松は本醸造で昔で言う一級酒、金松は特別純米、(特撰)黒松は特級酒の本醸造、です。

そして、この「黒松」、明治・大正の頃はある意味での白鷹のフラッグシップ

樽酒の場合、樽の香りが強くつくこともあり、「(上撰)青松」を詰めることが多いので、自分自身も黒松の樽酒はほとんど飲んだことがありません。

商売モノに手を付けてはいけない!と思いつつ、「乾杯!」のあいさつに乗じて頂きました、、、、

うまい!というか、香り芳し、という印象。

明治のころの記録にある、升本喜兵衛翁が初めて白鷹を味見した際、「利き味してみると美味どころか芳烈無比な匂ひと味を持つてゐたのには驚いた」というのはこういうものをいうのか、と感じました。

残念ながら時間の関係で一口二口しか味見できませんでしたが、これはおいしいですね。

今度何かの際-ウチの400年周年記念とか-には黒松白鷹の樽、使ってみたいですね!
(いったい何年後なんだろう?)





★★お酒に関する諸事万端のご相談を承っております(商品企画/情報提供/寄稿等)★★

★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑

【アルバイト・契約社員募集中!】
(1)飲食部門(フロアスタッフ兼新規開店企画)
(2)酒類営業部門(倉庫管理兼営業企画)
(3)酒類営業部門(通販管理)
日時・時間はご相談。正社員登用もあり。男女問いません。詳細は当社HPまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする