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昨日は前振りのみだった、「琉球泡盛の研修」@インテリジェントロビー・ルコ。

講師はわざわざ沖縄からいらした、国税庁の若手鑑定官さん。
冒頭、首里城の火事について触れたときは、ちょっと声を詰まらせておられましたが、本題の泡盛のお話はロジカルでとても面白かったです。
テーマというか、エッセンスはズバリ
「泡盛は、和酒のハードリカーである」

一見、精神論のようなフレーズですが、そうではなく、テキーラ、ウォッカ、ジン、ラムといった世界四大スピリッツと比べどうなんだ!と考え、「こんなお酒を造りたい」という技術開発のお話でした。
技術開発のポイントは、蒸留過程で、普通の泡盛は(度数が十分な上がるので)1回蒸留なのに対し、あえて3回蒸留するということ。

そうすることで、「華やかさ」「コメの甘さ」「キノコ」「石鹸」「渋み」「オイリー」「甘み」「コーン」「香ばしい」などの香りや味わいがシャープに分かれるそうで、これをうまくコントロールすることで「狙ったもの」に近付けることができるそうです。
今回は、評価の高い「古酒」の香り・味わいをベースに、人によっては気になる「刺激」「焦げ感」「硫黄」「オイリー」感などを抑えたそうです。

こうしてできた泡盛は「尚(しょう)」という新製品で、技術開発にも携わった12社からそれぞれの味わいでリリースされたそうです。

実際に古酒と比べて見ると確かにピリピリ感が少なく、すっきりとしていて、その分、後味にトリュフ感なども感じられ、「お!」という印象。
こうした話を、冒頭にも触れたように極めてロジカルにご説明頂き、とてもよくわかりました。
他にも興味深いネタが色々あったので、また記しますね。
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