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ちょっと前の週末、銀座から築地へと走り抜けたのですが、皇居もさることながら、こちらもインバウンドなどで大変な人出です。
築地には知り合いのやっている立ち飲みワイン/日本酒バーがあって、観光客対応で朝もやっていると聞いていたので顔でもみようかなとと思い、場外エリアに入ったのですが、押すな押すなの大混雑。
やっとの思いで店に着いたのですが、知り合いは不在で残念。
人混みにも辟易したので場外の場外へと脱出中、こんなお店がありました。
佃煮煮豆製造工場直売
築地江戸一本店
築地で佃煮屋さんと言えば、先日新川の旦那に教えて頂いた築地本願寺前の「佃茂」さんがありますが、場外にもあるんですね。
店内は明るく、佃煮の鉢が入ったショーウインドウがあるわけでもなく真空パックに入った佃煮が所々にカゴに入って並んでいるなど、店構えは佃煮屋さんというよりもお土産屋さんなのですが、「築地で唯一の佃煮製造工場直売店」とか「大正3年創業の東京築地の佃煮屋」とからしい。
(「江戸一」という名前からは老舗感はあまりなく、製造工場から小売りへ転換、という感じでしょうか)
せっかくなので「くるみ小女子」を買って帰りました。
で、実際に食べたのはこの週末。
くるみ/小女子ともしっかりとしているのでご飯のお供というより、泡物のアペリチフとして蛤のワイン蒸しと共に。
甘さとしょっぱさのバランス的には甘さがそう目立たない江戸前ですね。
ご飯や日本酒のお供としてはもうちょっと味がキイていてもよさそうですが、今日の食事にはこれくらいがちょうど良いかな。
別の佃煮も食べてみたいです。
先に触れた築地の「佃茂」さんにはぜひ再訪したいと思っているのですが、その時にこちらにも寄ってみましょう。
<江戸東京佃煮紀行>
その18:築地「江戸一」(この記事)
番外編:麻布「佃可祢」
その17:佃島「佃源 田中屋」
その16:築地「佃茂」
番外編:茅場町のあおさの佃煮
その15:深川牡丹町「佃屋」
その14:佃島「つくだ煮処 つくしん」
その13:鳥越「入舟屋(入船や)」
その12:厩橋「海老屋総本店」
その11:深川「築定」
その10:合羽橋「佃煮処 湯葢」
その9:吾妻橋「海老屋総本舗」
その8:四谷「有明家」
その7:佃島「つくだに 丸久」
その6:東雲「佃宝本店」
その5:谷中「中野屋」
その4:佃島「天安本店」
その3:新橋「玉木屋」
その2:東上野「鮒藤商店」
その1:浅草橋「鮒佐」
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