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将棋の藤井聡太七段がまた勝ちました。
特に今回の6三同金から7七同飛成までの手順は、解説者を驚かせるだけでなく、AIも当初悪いと読み、より長時間読んだ上で最善手になるという手順を藤井七段はAIより早く読み切っていたというという、「AIを超える」深い読みでした。
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それはさておき、一昨日も触れた、静嘉堂文庫での「酒器の美に酔う」展ですが、展示を見ていて、「ふ~ん」と思ったのが、「かわらけ」に関する記述。
「かわらけ」って、素焼きの平たい杯。こんなのです。
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これは新川大神宮の直会で使われるものですが、素焼きなのでお酒がしみ込んでしまうので、場合によっては事前に水をはったりと、結構大変なんですよね。
(なので、最近の神社などでは、釉薬がかかっているものが多い)
ただ、「かわらけ」は本来神様にお供えしたりする際の使い捨てのものなので、それでよい、というのを聞いたことがありますが、静嘉堂文庫での説明には、こんな感じで書いてあった。
素焼きなので浸み込むが、それで古いものかどうか、汚れているかどうかが分かるようになっている。
あくまでうろ覚えなんですが、「お医者さんとか看護婦さんの白衣は汚れが目立ちやすいので、清潔(あるいは清浄)を保つために適当な色」というのに近いなぁ、と感じたのは確か。
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でも、改めて考えると、昔々は素焼きの焼物しかなかったわけだし、その後もそんな理由で素焼きにしているとはちょっと思えない。
気になったので、買って帰ったミニ図録(ミニしかなかった)を見たのですが、そんな記載はありません。
もしかしたら、自分が藤井七段ばりに説明を深く読み過ぎて妄想・創作の域に達してしまったのかもしれません。
でも気になるなぁ。
もう一回行って来ようかしら。
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