新製品広告?かと思ったら、クラウドファンディングサイトのプロジェクトでした。
(まあ、確かに新製品ですけど)

手仕事の技術と先進工学の融合!新感覚!波佐見焼の酒専用フィルター「蒼い雫」
要はセラミック製のコーヒーフィルターならぬお酒のフィルターのようです。
既に目標金額10倍以上達成しているなど皆さんに支持されているようなので、私情を挟まずにサイトから抜き書きしてみます。
【ストーリー】
✓フィルターをセットしてお酒を注ぐだけ
✓極限まで精密な微細構造でお酒をろ過!いつもの一杯を特別な一杯へ
✓水がよりまろやかに!お客さまの驚きの声より生まれた酒専用セラミックフィルター

極限まで精密な微細構造によりお酒を濾過することで雑味を和らげ、口当たりをまろやかに整えます。
日本酒はもちろん、焼酎、ワイン、ウイスキーetc...お酒本来の味わいを引き出し、まろやかな口当たりをお楽しみ頂けます。
日数が経過したお酒も雑味を和らげ、まろやかな味に。
お客様のお声で特に多かったのが、「口に含んだ瞬間のツンとした刺激がなくなり、雑味が抜けて飲みやすくなった」というお声でした。
◆
うーん、もっともなようでもあり、「日数が経過したお酒も雑味を和らげ、まろやかな味に。」などは??ですね。
フィルターを通すことによる変化としては、日本酒の製造過程でのろ過がそうであるように、①酵母やタンパク質などを取り除くことによ色や味わいや保存性の変化、②フィルタリングの過程での空気との触れ合いなどで酸化が進む、あるいは③揮発性の高い部分がそこで揮発する、などがあるように思われます。
②の視点は赤ワインの香りを開かせる道具も売っていますよね。
①とか③などは、味わい上はどう変化するのか(というより価値判断としてどちらにいくのか)は正直わかりません。
まあ③は揮発性の高いものが「とぶ」ので、はじめに来る香り(もしかしアルコール臭)は弱くなるので、それが「ツンとこない」ということなのでしょうか。
ただ、この時期に出回っている「無濾過生酒」などは「無濾過」であることのメリットを売りにしている一方で、通年出ているお酒の場合は濾過をすることでのメリットを採っているし。
いずれにせよユーザー側で濾過をするしないというのは、ちょっと乱暴ですが日本酒を炭酸水で割るのかどうかというのと同様自由なのだとは思います。
趣味の世界ですから。
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