牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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JRの記念酒ではなくて、お酒記念の観光列車、です。

2024-01-15 11:31:51 | 酒の情報(酒エトセトラ)
                         
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お酒、特に日本酒の場合、(ありがたいことに)地域の象徴的なものとして取り上げられることも多く、「○○記念」のお酒とかもそこかしこで見られます。

ちょっと調べてみても、福井県の南部酒造場さんで「越美北線 開業60周年記念本醸造」というお酒を出されているなどしています。





でも、こちらはその逆の話でした。





2024年春!
麻生家三代目当主「麻生観八」の
名前に由来したJR九州の
新D&S特急列車「かんぱち号」が
久大本線を走り始めます。


大分の八鹿酒造さんから頂いた年賀状
「ふーん記念酒かぁ」と思っていたら、八鹿酒造さん由来の特急が走り始める、といういわば(お酒の)記念列車というお話。

JR九州のホームページを見ると、詳しく出ていました。





新たなD&S列車の列車名は久大本線全線開通の実現ならびに
現在の久大本線を形作ることとなった歴史的にも縁深い
麻生 観八氏、衞藤 一六氏のお名前に由来するものである。



D&S列車というのは「デザイン&ストーリー列車」の略で、観光列車をそう呼んでいるようです。
有名な「特急 ゆふいんの森」とかが該当するそう。

確かに以前、八鹿酒造さんから「久大本線はウチの先祖が通した」的なお話を聞いたことがあるのですが、こんな目玉列車の名前になるとは、JRからも地域からも感謝されているんですね。


ちなみに八鹿酒造さんは大分のテレビで天気予報も提供されており、大分出身の人にとっては東京の「ヤンマーの天気予報」と同じ感じで親しまれているなど、地域密着というか地域を支える蔵元さんなんですよね


八鹿の天気予報(2022.8.11夕方)



で、初めに戻って「かんぱち号」なのですが、いわゆる豪華列車のように何万円もするのかと思ったら、「ゆふいんの森」などは博多~由布院間で運賃+特急料金合計で5,690円と、思いのほかリーズナブル

懸念事項は、博多⇒大分の方向のみ(逆方向は「いちろく」号)なのと、蔵元さんの最寄り駅「恵良駅」からだと半分くらいしか乗れないというか、そもそも途中の乗降ができるのかどうか、ということなど。

2024年春の運航開始ということですので、情報が出次第、調べて(予約して)みましょう。




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