牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

アート手づくり市?で学ぶブランディング

2014-03-16 18:02:12 | その他



今日はいい天気でしたね。



朝、ジョギングがてら、応援(というか差し入れというか)に行ったのは



こちら




アート手づくりFESTA 東京国際フォーラム

読んで字のごとく、ガラスの飾り玉とか、革のカバンとか
洋服とか、それぞれの作家さんが作品を売っている、イベントです。


ご縁があって、主催者の方とお話をさせて頂いたのですが、、、、、

・有楽町・銀座という場所がら、安い物が売れるというより、夢を売る、ものが売れる(確かに一着1万以上する服も売れてました!!!)。
・その意味もあり、神社とかでやっているフリマとかとは異なり、お店も生活感が出ないよう、きれいすることが重要。
・「安売り」はイメージを損ねるので、値付けは自由だけど正札で売ってほしい。
・初心者にありがちなのは、何を売っているか、がお客さんにはわからない、こと。遠くからでもわかるようなディスプレイに注意する。

などなど、大変勉強になりました。


残念ながらお酒は売ってはいけないとのことですが(まあ、そもそも個人の「手づくり」は×ですが)、ブランディングの考え方などは参考になります。


酒器とか作って出してみようかしらん。



★★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リオハにカヴァが?Bodegas Muga Cava Conde de Haro @樹齢500年のオリーブの樹の下で

2014-03-15 18:54:48 | 酒の情報(酒エトセトラ)





今日はちょっとした(というか、結構めでたい)お祝いの会があり、某レストラン?へ。



スペインとご縁のある場所なのですが、お庭を案内して頂き驚いたのが、



こちら


なんと樹齢500年!!!のオリーブの樹、です。



なんでも、昨年から今年にかけて、慶長遣欧使節団派遣400周年にあたることから、日本及びスペインにおいて「日本スペイン交流400周年事業」が開催されているらしいのですが、その一環としてスペインはアンダルシアからはるばる移植されたということです。


いやぁ。500年前というと室町時代、です。オリーブもまさか日本にやってくるとは思わなかっただろうに。。。。


お祝いの乾杯は泡もの。スペインもの、ということで、お店の方のおすすめのカヴァです。



帰ってから写真を探した
(気取りやさんなので、その場で写真は撮れないし、ラベルは持って帰ってもらった)


Bodegas Muga Cava Conde de Haro
ボデガス ムガ カヴァ コンデ デ アロ


リオハの産です(リオハにカヴァがあったんですね!)


金色に輝く、お祝いにふさわしいカヴァ、でした。





★★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

下り酒に負けない!浅草並木町(雷門2丁目)山屋半三郎商店の日本酒「隅田川諸白」

2014-03-14 15:00:00 | 酒の本棚(書評?)

二日続けて日経新聞ネタ、です。

今朝の日経、いわゆる「天声人語」の場所にある「春秋」です。


 東京・下町の浅草寺は、江戸のむかしからにぎわいをつくり出してきた。江戸城下の発展とともに参詣する人が増え、境内と周辺には土産物などの店がたくさん立ち並んだ。のり、お茶、餅、くすり、人形……。消費を盛り上げるのに、この寺は大いに貢献したわけだ。

加えて今で言う企業家たちの頑張りもなかなかだった。関東の地酒の味が芳しくなく、江戸で酒といえば灘からの「下り酒」が当たり前なときに、山屋という店は地元産のうまい酒をつくった。隅田川の水を使って醸造したといわれる。上方が一番とは限らない。そんなメッセージを込めた商品で江戸っ子の心をつかんだ。
(略)


ウチはその「下り酒問屋」として商いを続けてきたわけですが、それに負けない「山屋さん」の酒って?

会社にある、ボロボロで今にも崩壊しそうな「本邦清酒史実総攬(みたいなタイトルが消えかけているけど書いてある)」を見ると、



こちら
(諸白はお酒のことです)

「山屋」さん。浅草並木町(台東区雷門2丁目)にて「山屋半三郎」の屋号で、酒屋さん(問屋さん)を営んでいたようです。

で、江戸時代前期の寛永年間に、隅田川の水で酒造りをはじめ、浅草観音の伝法院の僧正に献上、「隅田川諸白」という名前を頂いたようです。


そういえば、「隅田川」って、お酒の代名詞としても使われているのを思い出しました。


自宅の本棚の「柳多留(この文庫本は壊れていない)」で確認してみると、やはりありました。


隅田川ありやなしやと振ってみる


これ、お酒のことなんです。

お酒がどのくらい残っているか、、(徳利を)振って確かめている、光景を描いたものです。

色々拡がるなぁ、日経新聞。


★★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援の
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

勉強になるなぁ、日経新聞。アブソリュート・ウォッカbyアンディ・ウォーホル

2014-03-13 20:27:41 | 附属酒類経済研究所
知っているようで、知らなかった、です。


恥ずかしながら、子供のころから新聞は裏から読む、癖がついています。


今朝の日経の文化欄


アンディ・ウォーホルが描いた「アブソリュート・ウォッカ」の広告です。
(記事には「アブソルート」とありました)


ちょうど大学生になりたてで、ポップ・アートにも関心が出始めた頃なので、このポスターも覚えているのですが、日経のコラムによれば、このアブソリュート・ウォッカ、1979年の創業100周年をきっかけに品名もボトルデザインを一新し、時の有名アーティストを起用してブランディングを確立させたそうです。

起用されたのはウォーホルをはじめキース・へリング、横尾忠則など300人を超え、彼らは「アブソルート・アーティスト」と呼ばれたそうです。



いやあ、勉強になるなぁ。日経新聞。




★★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

県境を挟んだ軟水純米大吟醸 「一代 弥山」生原酒 vs 「獺祭 純米大吟醸50」

2014-03-12 22:56:39 | 酒のご紹介



自治体のアンテナショップ、結構好きです。


特に最近は有楽町とか銀座とか、繁華街にあるので、ちょこっと寄ることも多いのですが、お気に入りの一つは、銀座一丁目の広島の物産館?「TAU(たう)」です。


広島弁だと「たう↑」と語尾が上がるのですが、それが何を意味するかは別と捨て、ここの2階、広島の日本酒がとてもとても充実しているんです。
(あ、自分の叔母は広島の蔵元の出なので、というのもあります)


で、この前は、一方的に顔を見知っている日本酒業界の有名な方が買っておられたお酒をそのまま真似して買いました。


中国醸造の「一代 弥山」純米大吟醸生原酒です。


中国醸造さんのお酒、飲んだことがないので、ちょっと飲み比べてみようと、お隣の山口のお酒と比べてみました。


こちら


泣く子も黙る獺祭の純米大吟醸50です。


比べてみると、普段は硬水仕立ての生もと系の純米酒を中心に飲んでいることもあり、軟水の同じ大吟醸同志、案外似ていると感じてしまいます。


どちらも香り高く、お米の甘みもよく出ている。すいすいいけます。


その中で、「獺祭」はあくまでスマートですが、「一代 弥山」はミネラル感にあふれ、置いておくと苦味が出てきます。


苦味、ウチの営業のHさんは「苦味は良くない」と一刀両断なのですが、自分的には苦味がおいしいと思えることもあるので、これはこれでよいのでしょうか?


しかし、似ているのは水のせい、なのか、それ以外、なのか、、、、、誰かに聞いてみたい。




★★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

,,,

2014-03-11 23:11:31 | その他




震災後、ご縁でお付き合いが始まった蔵元さんのご担当からメールをいただきました。





昨年10月より始まった●●●●復活蔵での造りもようやく終わり、あたたかい春が待ち遠しい今日このごろです。


立ち上がり、前だけを向いて突っ走った1年目。

多くの支援と想いを支えに踏ん張った2年目。

そして、決断をし団結して挑戦した3年目。


今日、運命を変えた時がまたやってきました。

振り返ってはいけない日、でも絶対に忘れてはいけない日です。

そして、次世代へと語り継ぐ責任があると思っています。


私達はたくさんの人の中で生かされている事に感謝し、これからも多くの笑顔、そして大切な人とを繋ぐことのできる「●●」を造り続けて行きます!





復興に関連するいろいろな障害から地元での再興が難しくなり、同じ県内で蔵を復活された蔵元さんですが、とにもかくにも、新しい蔵でのお酒が出始めました!!!!
(そういえば、先月開催された「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」でも金賞受賞!ということです。おめでとうございますい!!)





我々はそれを伝え、お届けする、だけ、です。



★★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日経新聞のヱビスビールの全面広告がサッポロさんらしく控えめな件

2014-03-10 20:34:04 | 酒の情報(酒エトセトラ)

いつもながら、大きなことをひっそりと、です。



こちら


ご懇意のサッポロビールさん、「ヱビスビール」の全面広告を今朝の日経新聞に出しています!!!


プレミアムビールにかけた
エビス100年の歳月は、
決して追い抜けない。




大きく出ましたね。


ヱビスは発言するビールになります。という哲学的なフレーズで始まります。




そしてビールのいのちは「コク」であると知り、そのコクを手間を惜しまず、時間を惜しまず、ひたすら磨いて来ました。




100年磨いた
プレミアムブランド。
ヱビスビール


本物のよろこび。




大上段に構えてはいますが、パッと見では何の広告なのか??です。
サッポロさんらしく、控えめですね。

ついでに言えば、なぜ、今日の新聞なんだろう?

一昨年(かな)、「2/25はヱビスビールの日」と決めたのだから、その日に出せば良かったのに?


★★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

頭?で選んだか?スパークリング日本酒のランキング・ベストテンの評価方法は?

2014-03-09 11:28:18 | 附属酒類経済研究所

選び方のほうが気になります。




日経の土曜版


女子会で乾杯! スパークリング日本酒ベスト10


です。

で、ベストテンにランク・インしたのはこの10本


1位 FLOWER SNOW(西田酒造店、青森市) 376ポイント
2位 梵 プレミアムスパークリング(加藤吉平商店、福井県鯖江市) 304ポイント
3位 獺祭スパークリング50(旭酒造、山口県岩国市) 264ポイント
4位 発泡純米酒 ねね(酒井酒造、山口県岩国市) 252ポイント
5位 MIZUBASHO PURE(永井酒造、群馬県川湯村) 248ポイント
6位 八海山 発泡にごり酒(八海醸造、新潟県南魚沼市) 212ポイント
7位 月の桂 吃驚仰天(増田徳兵衛商店、京都市) 204ポイント
8位 発泡清酒 ラシャンテ(鈴木酒造店、秋田県大仙市) 200ポイント
9位 奥の松 純米大吟醸スパークリング(奥の松酒造、福島県二本松市) 196ポイント
10位 本生にごり酒 スパークリング大自然(宮島酒店、長野県伊那市) 168ポイント


なるほどね、という感じですが、どんな選び方をしているんだろう?

メディアによっては、明らかに恣意的なものもありますが、さすが日経、ちゃんと明示してありました。


日本酒きき酒師やソムリエなどとして活躍する酒飲料に詳しい女性の専門家11人に女子会に向く発泡性日本酒を推薦してもらい、楽天市場の売れ筋も加味して31種を選んだ。専門家に試飲した上で、味わいや香り、ボトルなどのデザイン性、値ごろ感などからお薦めを順位を付けて10品ずつ選んでもらった。


だそうです。

100銘柄を超えると言われる中から最初に選ばれた31銘柄が気になるところですが、有名どころは皆入っている、と考えると、それなりの順位付けということになりますね。

具体的な評価方法を想像してみましょう。

視点①
・11人が評価して、それぞれの人が10種類を順位付きで選ぶということですから、1位10点、2位9点、3位8点という感じなのでしょう。その場合、一人の持ち点は10+9+8+、、、、+1=55点になります。

視点②
・①として、1位が376ポイントですから、もっと配点が大きそう(11人全員が1位としても35点!)。

視点③
・1位から10位までの合計は2,224点ですから、これを11人で割ると200点超。

視点④
・上記①と③から、1位40点(2位36点、、、)という仮説とか、1位50点(2位45点、、)とか1位60点(2位54点、、、)とか1位80点がありそう。

視点⑤
・獲得点数、みんな偶数ですね。すると、1位50点はない。すると1位40点か60点か80点でしょう。

視点⑥
・獲得点数。もう少しよく見ると全部4の倍数です。8の倍数ではないので、40点説が支持されます。

ただ、1位が40点だとすると1位の376点というのはほぼ全員が5位以上に挙げたということになりますが、スパークリング日本酒のように好みが別れそうなものでダントツ、となるのはすごすぎますね。
(もっと分散するはずです。「頭で選ぶ」なら別ですが)


もう少し複雑な配点なのかもしれませんが、今日はこのくらいで。




★★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

若者の日本酒離れを食い止めるには、、、、、、、RTDを駆逐せよ!

2014-03-08 18:27:05 | 附属酒類経済研究所


若者の日本酒離れが指摘されていますが、分析的な研究を見つけました。



新井康平ほか(2012):成人大学生の日本酒の飲酒行動、Hirao School of Management review 2, p.25-29.



甲南大学の大学生(もちろん成人ですよね!)95人を対象とした研究です。


日本酒の好き嫌いを、他のアルコールの好き嫌いや飲酒行動等と統計的に比べてみたものです。




ちなみに、飲み会の回数は月平均6.28回、結構飲んでいるんですね。
また、過去一ヶ月に日本酒を飲んだことがある人は30%、まあこんなものでしょうか。


で、分析結果を図示したものが


こちら


その結果をざっくり言うと、こうなります。

①女性のほうが日本酒へのイメージは良い。ついでに灘出身でも良くなる。

②飲み会の数が多い(よく飲みにいく)と、「ビールやワインなどの普通のお酒」「チューハイやカクテルなどの缶でいえばいわゆるRTD分野の低アルコール飲料」双方の選好を高める
(文献では、前者をハードリカー、後者をソフトリカーと言っていますが、これは誤解を与えるので言い換えました。恐縮ですが、先生方、勉強不足、ですね)

③ビールやワインなどが好きである、ということは、日本酒の悪いイメージを減らす、ことにつながる

④一方で、飲み会の数が多いと、日本酒への悪いイメージが増加する

⑤以上から、飲み会に行ってビールやワインなどのお酒を好むようになると、日本酒も好きになり、チューハイやカクテルばっかり飲むようになると、むしろ日本酒を敬遠するようになる


これ、結局「若者のRTD志向」と同じことでしょうか?


著者はここから日本酒メーカーの戦略として「居酒屋にイメージを悪化させるような日本酒を置かない」「チューハイやカクテルみたいな日本酒を置く」という指摘をしています。


サンプルの問題や、相関関係と因果関係をどう判断するか、など、難しい問題はありますが、参考にはなります。


★★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

低アルコールのおいしい日本酒。人気酒造さん「人気一・11度純米原酒」です。

2014-03-07 23:19:26 | 酒のご紹介


あ、更新忘れてた!!!!


ということで、急ぎアップ、です。


もともとお酒は好きだけど、お酒には弱い、ので、アルコール度数は気にしているのですが、低い度数の日本酒などは、いまイチのものも多いのが現状。



その中で、案外、と思っているのが



こちら



福島は二本松の酒蔵、人気酒造さんの低アルコール純米原酒、です。

度数は11度で、軽めのワインくらい。


蔵元さんの説明では



長期の低温発酵技術と酵母の特徴により、発酵が終わってもアルコール度数11%の日本酒です。
多酸性で酸度2.2と高く、その成分も通常の日本酒にはコハク酸と乳酸が多いのですが、この酵母は乳酸よりリンゴ酸を多く生成するのが特徴です。
冷やしてワイングラスで頂くと、カプロン酸が弱めの吟醸香とリンゴ酸を多く含んだ上品な酸を感じることができ、このお酒を堪能することができます。



ちょっと酸味が勝っている感じもありますが、個人的には燗を付けてちびりちびり、も良いなぁ、とも思っています。



この手の開発、アルコール耐性のない人にはうれしい企画です。


頑張ってください!!!!




★★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウニに合うワインは?ミュスカデ セーヴル エ メーヌ シュル リー&シラー ヴィエイユ ヴィーニ

2014-03-06 22:00:00 | 酒のご紹介
エビもイカもアワビも牡蠣も色々なパッケージで売られているのに、なぜ、これだけがいつも木の小箱?に入っているのでしょうか?










ウニ、です。




とはいえ食卓に出ると気分が盛り上がりますね。

今日は何に合わせよう?


王道は、、、、


こちら


白鷹の特別純米「伊勢ラベル」


ですが、ウニにワインは難しい、という人も多いけど、せっかくなので合わせてみたい、ということで、開いている赤白のワイン(どちらも会社の倉庫の常備品)も登場です。


まずは白ワイン

ミュスカデ セーヴル エ メーヌ シュル リー(2012)/シャトー ラ オート カリズィエール

これ、結構気に入っていてしばしば買って帰るワインですが、ウニにもOK!

しっかりとしたミネラル感と柑橘系の酸味が、ウニの磯・潮の香りをしっかりと受け止めています。


次に、大丈夫か?と思いながらも、赤ワインです。


どうだ!

シラー ヴィエイユ ヴィーニュ(2011)/シュヴァリエ ド カイユス


これは初めて買って帰ったかも。比較的マイルドなシラーです。紫の木の実の味わいで、タンニンも強くなく、その意味でウニをねじ伏せるというより、塩をなめながらチョコレートを食べている感じ。


どちらも悪くない。
(デイリーワインだからこその楽しみかも)


けれど、やっぱり日本酒、ですね。




★★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ワインは王様(Ein König ist der Wein!)という歌曲があるらしい。ジルヒャーさんの作曲。

2014-03-05 23:00:00 | 酒の本棚(書評?)

朝、身支度をしながらFMラジオを聴いていたら「ワインは王様」みたいな題で紹介された歌が流れていました。


歌といってもドイツ歌曲で、中身は全然わからなかったけど、全体としては乾杯!乾杯!という感じの景気の良い曲で、曲のところどころで「ヴァイン」というのが何度か聞こえて、た気もする。
(銀座のライオンビアホールで流れていそうな曲、です)


そのまま聞き流してしまい、後でNHKのホームページを見たらありました。



「ワインは王様」               ジルヒャー作曲
                       (2分21秒)
              (合唱)タイゼンドルフ男声合唱団
               (指揮)エルンスト・グルーバー
       <Christophorus CD74614



作曲者はジルヒャーさん(調べたらFriedrich Silcherさん、だった)。直後に流れたあの有名な「ローレライ」を作った人らしいけど、もちろん初耳。

wikiから


ワインは王様って?と調べてみると、原題はEin König ist der Wein!(直訳は「王様はワイン」)と逆。

まあ、意味は同じなんでしょうけど。

歌詞も調べてみた。歌詞を作ったのは他の人で、Franz von Kobell (1803 - 1882)さんというらしい。

Ein König ist der Wein!
Mit Segen reich beladen
Ist er von Gottes Gnaden
Und mancher Purpur sein,
Ein König ist der Wein!

Ein König ist der Wein,
Mit seinem Rebenbande
Umschlingt er alle Lande,
Beherrscht sie groß und klein,
Ein König ist der Wein!

Ein König ist der Wein,
Wohnt im krystall'nen Hause
Und hüllt beim Fürstenschmause
In Gold sich prangend ein,
Ein König ist der Wein!

Ein König ist der Wein!
Giebt königliche Feste
Für viele tausend Gäste
In seinem Schloß' am Rhein,
Ein König ist der Wein!

Auf immer für den Wein!
Der Schmuck an seinem Throne,
Das Kleinod seiner Krone
Heißt Freude - Sonnenschein,
Auf immer für den Wein!


新川筋の会合は新川締めで始まりますが、この歌で始まる宴会も良いですね。
(で、誰か、訳してください!!)






★★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

どうもシトラスホップが好きらしい。春季限定新ジャンル「春咲く薫り」byサントリーさん

2014-03-04 23:00:00 | 新製品のご紹介(評判・評価)


知らなかった。



会社帰り、そう言えば冷蔵庫にビールがなかったっけなぁ、と思い出してスーパーに寄って棚で見かけたのが



こちら
(これは帰宅してから撮った写真)


恥ずかしながら知りませんでした。
(見落としていたんですね)

調べてみると、


サントリー酒類(株)は、春季限定新ジャンル「春咲く薫り」を3月4日(火)から全国で新発売します。
【中略】

●中味の特長 ― “春の訪れをゆったり楽しめる、豊かなコクと爽やかな香りを実現”
北米産麦芽を使用するとともに、「デコクション製法※3」を採用することで、豊かなコクを実現しました。また、春らしい柑橘系の香りと苦味が特長の希少品種「シトラホップ」を使用し、「レイトホッピング製法※4」を採用することで、爽やかな香りを引き出しました。

 ※3 糖化工程で麦汁を煮沸する製法
 ※4 麦汁煮沸工程で終了時にホップを投入する製法



さっそく味見、ですが、香りも高く、また、新ジャンル的なアルコール臭さもなくて結構好きかも。

最近自分の趣味が分かったのですが、「シトラスホップ」「度数低め」が新ジャンル系の好みかも。
(アサヒの「ふんわり」というのもそうなのですが、どちらも好印象)


それにしても「知らなかった」というのはかっこ悪いので、今後気を付けましょう!!!!


★★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

目白ロードレース⇒ドルチェ・ヴィータ⇒散髪⇒松屋銀座⇒クレマン・ダルザス「ベルグ(BERG)」

2014-03-03 15:00:00 | 神楽坂とインテリジェントロビーの徒然

週末、あそこに行った、ここに行った、というと遊び歩いているように見える(本当にそうだけど)のですが、少しは仕事のことも考えていますヨ、ということで昨日のことを日記風に。

起床後、身支度をして出かけたのは

こちら

目白の千登世橋中学校をスタート/エンドで、学習院の構内や目白通り等を走る「第17回・目白ロードレース」に参加。

よーい、どん!



小雨交じりで結構寒かったので、


これはうれしかった


で、帰宅途中のメトロ神楽坂駅近くでのぞいたのが、

このお店

最近オープンしたDolce Vita(ドルチェ・ヴィータ)というお店。

初めて中に入ったのですが、シチリアのワインがずらり。
シチリアのワインというと、初めて名前を聞くような地の品種も多いのですが、種類が揃っているFAZIOというワイナリーは国際品種にもこだわっているようで、なかでも「ミュラー・トゥルガウ」が推し(実際、おいしい)など、特徴的なワイナリーさんでした。

聞いてみると、このお店、イタリアの食品のインポーターさんのアンテナショップで、ワインもこの会社が輸入しているとのこと。

今後、お仕事も、ということでお話ししてきました。


帰宅後、昼食兼おやつを食べ、「うとうと」したあと、来週も忙しいしなぁ、と一か月ご無沙汰していた床屋さんに。


その足で有楽町線に乗って出かけたのが

ここ

そう、先般ご紹介した、白鷹の試飲販売をやっている松屋銀座さんです。


東京支店長御自ら店先に立つ、ということで激励に行ってきました。


閉店時間間近ということで人は少なかったのですが、一日の売れ行きは「そこそこ」だったとのこと。


安心して自宅に戻り、泡モノとともに食事を。


ウチの取り扱い
クリュグ/KRUGにも似ているラベルのクレマン・ダルザスで、中身もシャンパーニュに比肩する、お値打ち!です


(あ、親の誕生日!を忘れていて、慌てて電話をしておきました)


★★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

素晴らしい! 「王女メディアの物語」 /人形劇俳優たいらじょう×古楽アンサンブル

2014-03-02 17:21:37 | その他

お役所?も たまにはいい仕事をするじゃあないですか。


週末、ご縁があって観に行ったのが

こちら

上野の東京文化会館での公演です。


ギリシャ悲劇「王女メディアの物語」
 /人形劇俳優たいらじょう×古楽アンサンブル


異彩を放つ人形劇俳優たいらじょうと古楽アンサンブルによる異色のコラボレーション
狂気の王女、メディアのドラマに迫る

独自のスタイルで注目を集める人形劇俳優たいらじょうによる斬新な演出、ダンボール素材で作り上げる人形と舞台。人形劇とバロック音楽が融合した独創的なステージで、ギリシャ悲劇の代表作を取り上げ、人間の情念に迫ります。


人形劇というと、プラハの観光ルートで観た「フィガロの結婚」や、文楽くらいしか思い浮かばないし、一体どんなもの?、と思っていたら、、、、、、、


「たいらじょう」さんが2時間半、段ボールで作られた等身大(的な)人形をとっかえひっかえ抱え操り、語り続ける、ものでした。


それぞれの人形のキャラクターを声色その他で演じ分けるのは、一歩間違えると「俺たちひょうきん族(なんのこっちゃ?)」になるのですが、全身全霊を込めてやっていること、そして生身の音楽(古楽アンサンブル)が一緒になることでまさに「総合芸術」になっています。

いや、素晴らしかった。

古楽アンサンブルは個人的にはよく聞く機会もあるので珍しくはないのですが、「劇」と一緒に奏でられることで何倍も印象が強くなりますし、数人(今回は笛2、弦5、チェンバロ1の8人)で世界を作ることのできる古楽アンサンブルの良さが際立ちます。

(リュリ「アルミード」のパッサカイユや、ルベル「四代元素」のカオスなど、まさにバロック・オペラ。宮廷バロックの本質かも。ドラマティックな場面で演奏されたヴィヴァルディ「ムガール大帝」「夜」「ラ・フォリア」も味が出てました)

人形遣いの「たいらじょう」さんは古楽には全く無縁だったということですので、曲目などはやはり音楽監修のセバスティアン・マルクさんなどが相談しながら決めたのでしょうか。これにも拍手、というか、音楽家冥利に尽きる気がします。


テープなどの音源が使われることが多い演劇ですが、数人の「古楽アンサンブル」とのセットで演ずることにより、(コストもそう上がらないはずですし)多大な効果ある!こと間違いなし。

聞く・演るという趣味の側では人口が増えているけど、職業という点ではなかなか拡がりが難しいと言われる古楽の世界も、新たな活路が見いだせるかも。


しかし、この公演、本当に一からの創造で、「合わせ」の練習も大変だったと思います。一日限り、というのは本当にもったいない。
(段ボールの人形の耐用期間という問題もありますけど)


「たいらじょう」さん、古楽アンサンブル「アンサンブル・レ・ナシオン」さん、お疲れ様でした。


そしてこのコラボを支えた東京文化会館さん、これこそお役所(?というか、non-profitの組織)のやることです。素晴らしい!!


★★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする