きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

ZENさんのマルノコ

2010-05-26 | 今の会社
ZENさんがマルノコとカンナを盗まれた!を騒いでいた。

どこで盗まれたのか?と言うと会社の作業場だと言う。
絶対アイツに違いない、ここらをウロウロしていたアイツだ、この前オレの作業場を覗き込んでいて馴れ馴れしく話しかけて来た奴だ、と言う。カギをかけずに置き放しにしてたら、無くなっていたと言う。

何を根拠にそう言うのか分からないが、今からそれが真実でもそうでなくてもどうしようもない。
ZENさんは、それが無ければ仕事にならないので買わねばならないのだが、何万もするような高額なものらしい。
私とかだったら大問題にもなりそうなこの事件。ZENさんは社長のハートをつかむのが上手なので、どうにか安い中古を探してくることで無事に購入許可を得たようだ。


そんなこんなで1~2週間がすぎ、誰もがこの些細な事件を忘れてきた頃、またZENさんが喜んで事務所にやってきた。

「見つかったんだよ、マルノコが!!」と言う。
私と課長(元部長)は「え!どこにあったんですか?」と尋ねると、以下の話が聞けた。

ZENさんは前に仕事仲間から噂を聞いていた。
仕事仲間が同じように道具が盗まれたことがあり、それがあるショップで売りに出されていたと言う。
ZENさんは近くを通りかかった時に何気にその店を覗いた見たと言う。

「そしたら、オレのマルノコがあったんだ!」
「よく分かりましたね。」
「今まで使ってた仕事道具だろ?間違いねぇ。」

店に事情を話すと、買い取った値段で譲ってくれると言う。
その時道具を売りに来た相手の身分証明の控えも渡してくれたそうだ。
「やっぱり、オレの思った通りの奴だ!」とZENさんは勝ち誇ったように言った。
(ちなみにカンナの方は買い手が現れ、買われてしまったそうである。)

さて、煮るか焼くかどうするか・・・とZENさんは言う。
が、その後で何をすることもないようだ。

またその男は味をしめて、ここら近辺をウロウロする日もあるのだろうか。
そうすると、面白くなりそうなのだが、物騒なので来ないでほしいと思う。