石川さゆりさん「天城越え」

最近、石川さゆりさんにはまっている。
とうとうベストアルバムも借りてしまった。(^_^;)

石川さゆりさんに関心を持ったきっかけは、椎名林檎さんが石川さんに曲を提供したことから始まります。それが「暗中の心中立て」「名うての泥棒猫」という曲ですが、いかにも椎名っぽい訳あり恋のドロっとした曲なのだけど、それをまた石川さゆりさんがうまく表現していて、それまで石川さゆりさん＝演歌というイメージが覆されたのです。

それでその後に石川さんは、今度はルパン3世（夜中にやってた？）のエンディングソングを歌っていて、その「ちゃんと言わなきゃ愛さない」も（ちょっとレトロでシュビヂュバーみたいな感じ）はまったのだった。

この辺りで「そろそろ石川さゆりのベストアルバム借りてみようかな～」と思いつつ、気がついたら3年の月日が流れていました。(^_^;)


でも私の中の「石川さゆり熱」は冷めることなく、やっとここで借りることに・・・。

「津軽海峡雪景色」「天城越え」ぐらいしか知らないかな～と思っていたら、「能登半島」「暖流」「沈丁花」辺りも聞いたことがありました。よく知らないど演歌の曲は、どうも馴染めず、まだあまり聴いてません。(^_^;)


やっぱりでも今の私は「天城越え」LOVEでして、今日もＬＬぽーとに行く間に1曲繰り返しで聴いていました。
この曲は、新しい彼女の気配を感じる男が女に別れを言い出すのですが、女の方は「それならいっそ殺してもいいですか」とまで思いつめた挙句、いいや！「何があってももういいの！」あなたと2人で越えたい天城ィ～～越え～～～ぇという歌なのです。

伊藤比呂美さんの小説「とげ抜き新巣鴨地蔵縁起」にもこの「天城越え」の歌が出てくるのですが・・それによるとなかなか情念の曲と言う話もあります。石川さゆりさんも全身で歌っている感じがします。

この曲は私では高くてあの一番の盛り上がり「山がぁ～燃える～～」という所の声が出なくなってしまうのです。でもあまりキーを下がると出だしが今度は歌いにくくなる・・という幅の広い歌です。(^_^;)でも、頑張って練習して情念の女を表現できるようになりたいです。。

youtubeでも見ましたが、石川さゆりさんっていいですよね～(^o^)丿
情念多い歌をよく歌われている割には、普段はさっぱりした感じでドロドロしてない所も好きです。


それからベストアルバムには「ウィスキーがお好きでしょ」という歌も入っていました。
これはＣＭで何度もやっていたのでサビは知っている方が多いと思います。ジャズ風でしゃれているし、何よりさびはみんなが知っている・・・そして曲も短くてすぐ終わるので、カラオケにいいと思いました。
♪ウィスキーィ～がお好きでしょ♪←そして歌のほとんどがこのメロディーです。