今日は中学生の長女の卒業式でした。娘はもちろん野球はやっていませんでしたが同学年には散ドラOBが大勢おり、彼らも無事卒業しました。3年前に「プロ野球選手になります」などと夢を語って小学校を卒業した彼らが来月には高校生です。時が経つのは早いものです。
彼らが3年前入学式を迎えたのは横山中の体育館でしたが、直後の校舎建て替えが途中検査厳格化のあおりで工事が延びてしまったため、今日の卒業式は市民会館になってしまいました。そして、彼らと入れ替わりでこの春横山中学に入学する我が家の倅たちも市民会館での入学式となります。
その倅たちの小学校の卒業式は24日ですが、今日「卒業アルバム」だけ持って帰ってきました。3年前に娘のアルバムを見た時もそうでしたが、今年の散ドラ卒業生も多くが卒業作文で散ドラ活動のことを書いていました。いろいろ叱声、罵声を浴びせてきた彼らですが、意外と冷静に自分自身のことを見ていたんだなあ感心すると同時に、更に厳しくなる中学でしっかり頑張ってほしいと思いました。
卒業は終わり、別れであると同時に、スタート、出会いでもあります。いろんな別れや出会いがあり、いろんな動揺などもあるでしょう。私自身は中学生、高校生時代というのはいろいろ思い悩んだりすることもあり、もう一度戻りたいとは必ずしも思いませんが、そういうことも含めてかけがえのない時間であるということは間違いありません。二度と繰り返したくない時間だからこそ、悔いのないように思いっ切り過ごしてほしいと思います。たとえ悔いが残ったっていいと思います。そんなことでも何か心の中に残るような中学、高校生活を過ごそう!卒業、おめでとう!
今日は長女の卒業式だったので休みをとっていましたが、何だかんだで家に帰ると13時すぎで、4回2対0で日本がリードしていました。ヒット性の当りだったようですが、小笠原のセンターフライを中堅手が落球してのラッキーな得点だったようです。その後も岩村・中島の四球を足がかりに青木のヒットで1点を追加し、岩村の四球・イチローの久しぶりのヒットで作ったチャンスに中島が犠牲フライで1点追加、9回にはイチロー久々のいい当たりの三塁打と青木のタイムリーで1点追加と、着実に追加点を加えました。
しかし、今日の試合の立役者は何と言っても、6回無失点に抑えた岩隈でしょう。やはり日本の強みは投手力だと思い知らされます。7回から引き継いだ杉内も完璧でした。キューバ戦2戦連続完封で、日本投手陣の防御率は断トツです。この投手陣が先に得点された時にどう試合を立て直すかが最大の課題でしょう。準決勝の進出順位を決めるために四たび韓国と戦いますし、準決勝・決勝と投手がずっと抑えてくれる保証はありません。先制された時に盛り返していく工夫、食らいつく姿勢などタフさがほしいですね。今日はイチローに漸く会心のヒットが出ましたが、まだまだ本調子ではないのが明らかです。イチローは支柱ではあるものの、その支柱に当たりがない状況は、打線の雰囲気を重苦しいものにしています。支柱だからこそ替えてみる価値はあると思いますが、今日の三塁打でその可能性もなくなりました。
こうなったら、徹底的に守りを固めた布陣でいくと同時に、青木、内川、中島など当たりが出ていて、あまり神経質でなさそうな選手で押して行ってほしいものです。昨日はまたしても目の前でマウンドに国旗を掲げる光景を見せられました。これに奮起しないようでは、サムライ・ジャパンの名が泣きます(あれはマナーとしてどうかと思うと同時に、第三者的に冷静に見ると、今後も戦う可能性のあるチームを侮辱し、闘争心に火を付けてしまう賢くない行為と思いますけどね。かつて日本シリーズで3連勝後、巨人は怖くないと発言し3連敗した近鉄のように)。