八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

WBC第2ラウンド2回戦韓国戦敗戦…

2009年03月18日 15時49分54秒 | プロ野球・高校野球
満を持しての登板となったダルビッシュですが、初回の投球がすべてでした。立ち上がりの緊張感、微妙に違うボールの感覚、流し打ちというより差し込まれてレフトに飛んだ不運なヒット、韓国が仕掛けたスチール、普段と違うショートを守った片岡の連携プレーでのエラーなど、いろんなことが出ての3失点でした。大事な試合だけに、初回の3失点は痛かった。
 
一方、攻撃では前回封じ込められたボン・チュングンにまたしてもやられました。四球を出すなど前回よりも調子は良くないようでしたが、原監督が「先制点にこだわりたい」と話していたものの、先制されて後手にまわった日本は攻め手がありませんでした。
 
内野ゴロで1打点はあげましたが、イチローに相変わらず当たりがなく、7回には三振に倒れた城島がバットを放置して判定に不満の意を表して退場になるなど、悪い流れにはまっていきました。8回の攻撃も低めへの制球力のいい投手相手に、代打川崎、青木がフライを打ち上げ、突破口を開けませんでした。フライでは何も起きません。二死後、村田がしぶとくライト前に落としましたが、代わったキム・グァンヒョンにストレートで小笠原が三振にとられ、無得点です。韓国の方が考えた野球をやっています。
 
8回裏には、涌井が四球からピンチを作り、岩田にスイッチしたものの押し出しで1点を許し、ダメを押されました。最終回、稲葉がヒットを打ち、福留も惜しい当りを放ったものの、代打阿部、岩村が倒れ、1対4でゲームセット。万事休すでした。これで、今大会の韓国戦は1勝2敗です。1勝はコールド勝ちで気分は良かったものの、今日の1敗の方が精神的ダメージは大きいですね。準決勝進出をかけた一戦ということもありますが、上記のように負け方が良くありませんでした。もちろん、前大会を見ても分かるように変則的な試合形式ですから、最終的に勝てばいいわけですし、原監督は今日の負けを引きずることはないでしょうが、選手たちも気持ちを切り替えてほしいものです。また、次に韓国と戦う時は「策」「工夫」をもってほしいものです。支柱であるイチローを替えるという荒療治の「気分転換」も必要があればやるべきです。短期決戦です。監督の決断、己を捨てる選手の勇気も必要です。

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