スポーツの秋ということで、ゴルフ、ラグビー、駅伝など様々なスポーツがあった日曜日ですが、今クライマックスなのは、やっぱり野球ですよね。
日本シリーズ、ワールドシリーズ、六大学野球の早慶戦(慶早戦)とありました。日本シリーズは、家族にチャンネル権を奪われ見られませんでしたが、今日はダルビッシュが本領役者ぶりを発揮して、一勝一敗のタイとしました。今年の日本シリーズは、がっぷり四つでもつれそうですから、今は軽いジャブの打ち合いといった感じで、まだまだ緊迫感がないような感じです。
ワールドシリーズは、2戦目での決勝ホームランなどの活躍で、DHのない敵地での松井秀喜の起用法にジラルディ監督が悩んだようですが、結局守備には就かせず代打での起用となりました。今日は試合を決める場面ではありませんが、代打で2戦連発の本塁打を放ち、存在感を強烈にアピールしました。松井の今シリーズでの活躍とともに、来季の契約が注目です。
そして、六大学では、昨日早稲田の斎藤佑樹が慶大にノックアウトされたのに続き、今日もリードされた場面で登板して打ち込まれてチームは敗れ、明大の優勝が決まりました。今日のリリーフ登板の場面をわずかに見ただけですが、斎藤は高校時代のようにしっかり下半身にタメを作って投げるフォームではなく、ほとんど手投げに近かったです。あれでは打ち取れるはずもありません。私のような素人が見たって分かるんですから、監督・コーチだって分かると思うのですが、何も言えない、言わない状態になっているのではないかということだけが心配です。高校時代にあれだけ完成度が高かったのが、どうしたのかとうレベルです。球威だけで勝負できる投手ではないだけに、あと1年となった来年度のドラフトまでにどのように修正してくるのか、本当の正念場と思います。