八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

ミッドナイト・ラン

2009年11月30日 23時06分19秒 | Jog&Walk,Health

我が家は、9月に地デジ対応TVを買ったものの、もともとあったDVDレコーダーと接続するのに、別な配線コードが必要なようなので買ってつないだものの、アナログ放送の番組表しか取得できないため結局TV番組は録画出来ず、DVD再生のディスクの方もイヤな音をたてて止まってしまい、DVDレコーダーはHDDに録画したものを見るだけの機械になり果ててしまいました。数年前に大枚はたいて買ったものが、あっという間に二束三文になってしまうデジタル時代は本当にイヤなものだと思いました。

 

イヤだとは思うものの、子どもたちがくだらない番組を録画して見たりしますし、DVDも見られないでは困るので、やむを得ずブルーレイ・レコーダーを購入しました。過去何十年も使っていた赤・黄・白の音声・画像の入出力コードは不要で、録画方法もいかにもデジタルで、デジタル世代であるはずの子どもたちも感嘆の声をあげていました。

 

折角だからDVDを見てみようと思い、ロバート・デニーロ主演の『ミッドナイト・ラン』を見てみました。重々しくないロバート・デニーロ作品で好きな映画です。私が社会人となった1988年の作品ですが、ロバート・デニーロ扮する主人公のジャックは、これでもかというくらいタバコを吸っています。アメリカは日本よりも禁煙先進国ですが、20年前はバスの中でも、列車の食堂車でも、空港ロビーでも、飛行機の中でも、どこでもタバコが吸えたのですね。そういうば、ダイ・ハードでもずいぶんタバコを吸っていました。

 

昔はタバコが映画やドラマの大事な小道具になっていましたが、今や昔となりましたね。もう一つ、絶滅危惧種となっている小道具は、「固定電話」ですね。映画ではそれほどではありませんが、「電話がこない」だの、「電話がつながらない」だの、音楽の中では男女の切ない関係を表す上で圧倒的な存在感のある小道具でした。しかし、これも携帯電話の登場で、あっという間に駆逐されてしまいました。便利になるのはもちろんいいのですが、やはりノスタルジーも感じてしまいますね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

学級「閉鎖」崩壊?

2009年11月30日 18時22分08秒 | 管理人のこと、雑感

今朝ジョギングしている時のことです。高尾山口から戻って浅川沿いを走っていると、南浅川橋手前の公園で小学校3年生くらいの子どもたちが4人くらいで野球をやっていました。カキーンといい当たりを飛ばしたので、思わず「いいスイングだなあ~」と感心しつつ、よくよく考えると…???と思ってしまいました。

 

8時前から走り始め、時間は9時頃です。学校をやっている時間では…?? 100mくらい先の河原では4~5年生くらいの子が2人、川に石を投げて水切りをしています。やや…?? これは、恐らくインフルエンザで学級閉鎖になった子どもたちですね。散田小の校区ではないので、ひとまず安心ですが、これでは一向にインフルエンザの猛威は収まらず学級閉鎖の意味はないですね。

 

横山橋など散田小の校区付近を通り過ぎ、水無瀬橋のたもとの公園ではやはり小学生が2人ブランコに座ってゲームをしていました。そして、水無瀬橋を越えて右に曲がったところにある公園でも、小学生が4人くらい遊んでいました。完全に学級「閉鎖」崩壊です。最近では共働きの家庭が多いですから、目が届かないことはありますが、ちょっとどうなのかという感じですね。それとも、学校公開日などでの振り替えだったらいいんですけどね…。時節柄、学級閉鎖のような気が…。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リーダーシップ

2009年11月30日 12時36分53秒 | 指導・育成のうんちく

佐々淳行著『平時の指揮官 有事の指揮官 あなたは部下に見られている』という本を読みました。実に明快なリーダーシップ論です。佐々淳行氏と言えばご存知の方も多いと思いますが、警察庁時代は、東大安田講堂事件など大学紛争やあさま山荘事件など数々の事件解決の指揮を執り、初代内閣安全保障室長に就任するなど、危機管理の専門家として知られています。

 

私も会社で人材育成の仕事をしている時にだいぶリーダーシップについては本を読んだりしましたが、佐々氏が現場指揮官となった際に参考にしたのは日本海軍で非公式に読み継がれていたという『海軍次室士官心得』と、終戦後間もない時期に警察官僚が書いた『部下から見た監督者論』という論文だけで、特段リーダーシップを学んだというわけではないようです。古今東西の軍人武人の事例や自分自身の経験を交えて分かり易く語っているように、本で学んだこともありますが、それよりも、実地に経験したり、本で読んだことを実践して身に付けているものなのでしょう。

 

佐々氏のリーダーシップ論に説得力があり、迫力があるのは、やはり実践の中で身に付けたものであることに加え、もともと持っている天分もあると思います。いわゆるキャプテンシーというヤツですね。リーダーシップは学んで身に付けていくことも出来ますが、軍隊や警察などでは、やはり天分で持っているリーダーシップが重要になります。なぜなら、一瞬の判断の遅れや、迷いなどが、命にかかわるからです。戦国武将や軍人をモデルにしたリーダー論などが本や記事になったりしますが、これもやり方は違えど、優れたリーダーシップを発揮しないと、戦いを勝ち抜くことなど到底できない(結果がはっきりと表れる)からですね。

 

その点、会社などでは生死に関係しないばかりか、下手すると業績という結果とは別の要素でも評価されてしまったりすることもあるので、必ずしもリーダーシップに優れた人ばかりがリーダーになっているわけではありません。ともすれば、真逆な人がリーダーの地位に就くこともままあり、多くの宮仕えはため息することになります。『海軍次室士官心得』や米海軍士官候補生読本『リーダーシップ』に書かれている以下のような主旨のことは、思わず納得です。

 

『海軍次室士官心得』引用文主旨

・部下に作業を命じるにあたっては、その作業を部下よりも立派に出来る能力があること。そうであれば、部下は上司を信頼する。信頼は部下と統率する第一要素である。

部下の仕事を監督する場合、あまり干渉しすぎてはいけない。しかし、危険や過ちを放置するのはもっといけない。静かに注意して過ちを正すこと。自らがその作業をする場合は、全責任も引き受けること。

・西郷隆盛が言った「功は部下に譲り、部下の過ちは自ら負う」という言葉のように、先憂後楽の心掛けが大切。苦しい作業の時には士官は最後に帰るようにし、部下の労をねぎらうこと

朝起きたらすぐに挨拶すること。これが明るい空気をもたらす第一の要因。

『リーダーシップ』引用文主旨

・部下は終始一貫した態度で、気まぐれな態度をとらない上司を評価する

 

合理的判断を欠いた日本軍(なので結果として敗れるべくして敗れた)の中で、数少ない合理主義者として知られる山本五十六将軍のものとして伝わる次の言葉も有名です。

やって見せ、言って聞かせて、させて見て、褒めてやらねば、人は育たじ

この短い言葉の中に、人材育成、部下指導のリーダーシップがぎゅっと凝縮されています。分かっていても、普段、やって見せるだけだったり、言って聞かせるだけだったり、させるだけだったり、出来ても褒めもしなかったりとなりがちです。しかし、

①まず、自分がお手本として、やって見せる(手本が出来ないとダメです)。

②やったことがどういうことなのかを言葉で説明する(説明能力が必要です)。

※ここで山本五十六の言葉に加えるなら、やって見せ、言って聞かせたことを理解しているか、「説明させる」があった方がいいですね。分かってないのに、ハイハイと言うことがありますから。

③そして、やって見せ、言って聞かせたことを実際にやらせて、それがうまく出来ているかどうかを観察します。うまく出来ていなければそこをさらにやって見せ、言って聞かせるに戻ります。うまく出来ていれば、

④うまく出来ていることを褒めてやると、達成感と次へのモチベーションへとなる。

ということですね。

 

仕事や散ドラ活動でも、意識して取り組みたいものです!

 

今日のジョグ

変則で休みなので、雨上がりの朝、走りに出ました。月間目標に残り15kmなので、今日はそれだけ走るつもりで、飲料も持たずに出ました。そして、またまた何も食べずに出てしまいました…。いつもの高尾山口からさらに甲州街道を下っていき(高さの面では登っていき)、工事中のインターチェンジを抜け、うかい竹亭、うかい鳥山の入口あたりで折り返し、浅川沿いを水無瀬橋の少し先まで行って戻りました。

 17.6km  1時間36分37秒

11月合計

 201.9km  19時間01分00秒  5分39秒/km

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする