ストーブ・リーグも薪が少ないのか、燃え具合がイマイチな感じですね。プロ野球も経済活動の一部ですから、現在の経済状況を反映するのは止むを得ないところです。
ワールドシリーズMVPの松井秀喜は、シーズン当初から契約は難しいと言われていたので、経済問題だけではありませんが、仮に残留するとしても、条件は大幅ダウンと言われています(まあ、それだけでなく、DHしか選択肢はないとも言われていますし、そこまでしてピンストライプにこだわることはないと思いますが)。
実績がありながら、なぜか球団からさして引きとめられなかった巨人・高橋尚、日ハム・藤井もFA宣言し、メジャー挑戦を表明しましたが、どうも引く手あまたとはいかないようです。恐らく、2~3年前であれば、この位の実績の日本人投手には相当なオファーがあっただろうと思いますが、明らかに景気後退の影響が表れているように感じます。
日本でも、あまりFA市場は活発ではないようです。一時はストーブ・リーグがFAでの大物の移籍ばかりだったことを考えれば、だいぶ様変わりな印象ですね。しかし、逆にいびつだったドラフトが正常化し、育成枠など選手を育てる方向に向かっていることは良いことですね。特に、資金力があり、ストーブ・リーグの中心だった巨人が育成の方向に振れていることが大きいですね。
結局は身の丈に合ったやり方が長続きしますし、地味なようでも地道に育てていく方がファンの支持が得られると思います。独立リーグや先日行われた大学日本代表との交流など、オールジャパンでの野球振興に期待です。
今日のジョグ
仕事で遅かったので、お休みです。