今日は東京勢2校が登場しました。第二試合の関東一高は、遊学館(石川)に11対4で大勝しました。本塁打2本を含む空中戦で圧勝でした。そして、第三試合は、早実対中京大中京ということで、今大会屈指の好カード…となるはずでした。
中京大中京は昨夏の優勝校にして、今春のセンバツでもベスト8で、4季連続甲子園出場という正真正銘の強豪校です。一方、早実は進学校ですから、4年前の優勝はあるものの毎年甲子園レベルのチームを作れるわけではありません。
と思っていたら、何と早実が初回に7点先制です。相手先発は、10番を付けた2年生左腕野村ですが、今春から成長著しく、野村→エース森本が必勝パターンとなっており、1回戦も野村が7回途中まで投げたそうです。しかし、(私は前試合は見ていませんが)今日の試合を見る限り、素直な打ち頃の球を投げており、左腕特有の嫌らしさはまったくありませんでした。同時に、早実の大きいのを狙わず、しっかりミートする打撃も見事でした。
この回の最後の頃にようやく森本にスイッチしましたが、それまで余りに無策だったような気がします。その前に中京大中京は動くべきだったのではないかと思います。それでも初回裏に、中京大中京が多少反撃を見せれば、また面白い展開になったかもしれませんが、ライトの悪送球による1点だけで、早実・鈴木の術中にはまり、その後は0行進となりました。あまりにも痛い初回の攻防でした。
そして、5回表です。それまで0点に抑えていた森本が面白いように打たれ、12点を奪われました。12点です。まるで少年野球です。ランナーをためて前進守備をとり、カウントを悪くしてから投げた真ん中近くの棒球をセンター前に打ち返され、二者生還という場面が何度も続きました(少年野球の四球、四球という場面と似ていました)。ここも何らか策をとるべきでした。解説者も前進守備を多少後ろにひくべきではと言っていましたし、投手・森本は明らかに相手のリズムに飲み込まれていました。早実のしっかりミートする打撃も見事でしたが、采配にも疑問がありすぎですね。
8回に多少反撃し、21対6となったものの、とても今大会屈指の好カードのスコアではありません。実力差が大きい地方の公立校などの場合、稀にこのようなスコアになることがありますが、逸材を揃え、鍛え抜かれた強豪校でも、ひとつ歯車が狂うと、このような少年野球状態になることがあるのだと思い知らされました。しかし、少年野球でも一度歯車が狂い出すと、なかなか流れを変えるのが難しいですが、それは高校生でも同じです。もう少しベンチの采配も工夫があってしかるべきだと思いました。
3回戦では、ベスト8をかけて、関東一高と早実の東京対決となります。今日の空中戦やミサイル攻撃は忘れて、無心で戦って、「良い試合」をしてほしいですね!
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