八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

鳴り物

2011年04月01日 23時34分41秒 | プロ野球・高校野球

センバツはあっという間です。まともに試合を見ていないまま、気がつけば準決勝になっています。九州国際大付、日大三高、履正社、東海大相模と強豪揃いのベスト4が出揃いました。血のつながらない遠い親戚の子もまだ勝ち残っています。一度はしっかり見ておきたいところです。

 

今年のセンバツ高校野球は、震災での被災者に配慮して、鳴り物での応援を自粛しています。高校野球のブラスバンドによる応援合戦は、早稲田のコンバットマーチや、慶応のダッシュケイオウなどクラシックな大学の応援歌にはじまり、狙いうち、ルパン三世、サウスポー、宇宙戦艦ヤマト、紅、タッチなど、数々の曲が定番となっています。これらは既に甲子園の風物詩ですから、ないとちょっとさみしいですね。

 

一方、プロ野球の鳴り物自粛は、震災とは関係なく、この際だから止めてほしいですね。はっきり言って、うるさいだけだと思います。子どもが小さいうちは、応援の方ばかりが気になって、野球は見ていませんでした

 

リズムを合わせて踊りながら応援しているファンの人たちも、野球を見ているどころではないと思います。やっている方は別にそれでいいんでしょうけど、打つ音、ミットやグラブに収まる音まで、野球を五感で楽しもうと思ったら、はっきり言って邪魔以外の何物でもありません。

 

しかし、どうもこの辺りは、野球ファンで意見が分かれるところですし、応援団と言われる人々は一定の力を持っているようですから、球界でコンセンサスをとって進めない限り無理でしょうね。しかし、開幕問題でもこれだけすったもんだした球界ですから、こんなささやかな改革でもきっと無理でしょう。ベースボールが「野球」と言われ、サッカーと違って、ローカルスポーツから脱却できない所以ですね。

 

でも、今年の鳴り物禁止の間に、野球の魅力を選手たちが見せつけて、そういう機運を盛り上げてくれることを期待です。打球の音、投球の音の方が、トランペットよりいい音です。

 

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今日のジョグ

 4.5km  23分40秒

 

 

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冷静に

2011年04月01日 00時27分03秒 | 管理人のこと、雑感

被災地の状況はまだまだ厳しいものがありますし、仮に日常生活が落ち着いてきたとしても、仕事だとか、ローンだとか、また厳しい現実が待っています。

 

しかし、だからと言って、日本中が喪に服したように自粛、自粛することが、必ずしも被災地のためになるものでもありません。

 

今後、復興資金としても、膨大な資金が必要になります。そのためには、経済を停滞させずに、税収を維持することが必要です。出来れば、消費税アップなどで復興費用を捻出したいところですから、そのためにも、景気が大きく落ち込むような事態は避けねばなりません。

 

そのためにも、計画停電により大きな影響をこうむっている企業活動をどのように正常化するのかということが課題となってきます。震災当初は、感情論、精神論が先行し、合理的な議論がなされませんでした。

 

曰く、電力の大口需要家に、休業して電力使用を減らせなどという意見などです。しかし、こうしたことが景気を後退させ、それが税収減少につながり、復興の足かせになるということを国民も正しく理解することが必要です。

 

そして、電力問題についても、やみくもに目につくところをやり玉に挙げる傾向がありますが、電力問題は、供給と需要のバランスであって、電力需要が少ない時間帯にどれだけ電気を消費しても実はまったく問題はないわけです。

 

それを、一律に「電力を使うことは悪だ」というような論調で話すメディアもアホですし、一般国民も理解不足のそしりを免れません。ここ数日は気温があがり、需給ギャップが緩んで、計画停電が行われていません。4月~5月は一年で一番過ごしやすいシーズンで電力需要が少ないからです。

 

そこを過ぎて、6月~11月くらいまでは冷房需要がありますし(家庭ではなく、事業所など)、それ以降は暖房需要が高まります。さらに、一日の中でピークとなる時間帯があります。暖房であれば、人が活動し始める朝の時間帯と、寒くなる夕方の時間帯です。夏場であれば、暑さのピークとなる14~15時くらいです。

 

電力問題は、このピークをいかに抑えることが出来るかどうかということです。需給が緩んでいる時期は、実はどうだっていいのです。震災直後は、なかなかそういう議論がしづらい雰囲気がありましが、時間が経つにつれ、こうした常識論が少しずつ増えてきたように思います。いかにピークの山をならすことが出来るかに知恵を絞るべきです。そして、それ以外の時には、浮かれるということではなく、しっかり日本経済を支えることが必要です。

 

本当に被災地を助けようと思ったら、やはりこの国難のような状況に負けずに日本経済をしっかりを成長軌道に戻していくことが不可欠だと思います。難しいことではありますが、政治家の人も、こうしたこともしっかり心にとめ、原発問題、被災地支援、経済状況などを、高いところから俯瞰して、しっかり舵取りすることが求められます。

 

実は権力欲の強い市民活動家という菅首相には、正直なところ、難しいバランスが求められる経済の舵取りは無理ですから、どうぞ、そうしたことが出来る人に、与野党問わず人材を求めて、本当に救国内閣でがんばってほしいものです。

 

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