勝利がするりと手から逃げていったとは、こういうことなのでしょう…。「はあぁ~~」とため息しか出てきません。
上柚木球場での第一試合とあって、子どもたちは7時前から家を出ていきました。今日の相手は、秋季大会・冬季大会連覇中の一中です。相手にとって不足なしです。同じ中学生ですから、絶対勝てないなんてことはありません。待ってろ!一中!!しかし、9時過ぎに球場に着くと、隣で陸上の大会をやっているせいか、駐車場も満車状態で、あたふたしました。
初回表、先頭キャプテンが左中間二塁打で出塁し、カズマが絶妙バントで三塁に送る。倅は二球続けてスクイズの構えで外させてボールを先行させツースリーから最終的に四球・盗塁で、二三塁の大チャンス。ここで4番F君は前進守備の三塁寄りのショートゴロ。キャプテンは本塁突入。ショートはホームに送球するが、ちょっとタイミング的に難しいぞ…と思っていたら、やはり無理が生じて、悪送球!!倅も返って、2点を先制!!なおも三塁にF君を置いて、続くカズトも中前に落として、3点目!!K君三振、S君4ゴロと倒れるも、一中相手に先制は大きい。
初回裏、レフト・センター・ショートの間に落ちるテキサスヒット。しかし、球場の広さにつられて、外野の守備位置が深すぎるんじゃないか?盗塁のあと、バントで三進されるが、3番、4番を連続三振で無失点!!今日もエースは絶好調。
2回表、続けて得点したい横中は、M君投ゴロ、ユウジ三振で二死後、キャプテンが中前ヒットで出塁。カズマもショート頭上を襲ういい当たりだが、惜しくもショートに捕られ、無得点。
2回裏、先頭四球、次打者の右前ヒットをそらす間に一三塁。盗塁で二三塁のピンチ。しかし、後続を三振、7フライ、投前のセーフティバントを一塁アウトとし、無失点で切り抜ける。
3回表、先頭の倅は粘って、良い当たりも一塁ライナー。F君は8フライ。カズト9フライで三者凡退。
3回裏、打撃妨害で出塁を許すが、盗塁を刺して一死。3ファウルフライ、四球、三振で無失点。
4回表、K君三振、S君死球で出塁も、M君5ゴロ、ユウジ見逃し三振で無得点。
4回裏、4ライナー、4フライ、三振で、こちらも盤石!
5回表、期待のキャプテンからだが、初球を打ち上げ2ファウルフライ、カズマが振り逃げで出塁すると、倅が5前にバントで二塁へ送る。F君は3フライを打ち上げるが、何とこれを一塁手がポロリ。しかし、スタートが遅れたカズマは三塁止まり。一徹コーチが「何やってる…」とつぶやくと、副校長からも叱責が飛んでいました。盗塁で二三塁となってから。カズトが粘って最後にミートするも、一塁正面で無得点。
5回裏、先頭を四球とするも、三振、4ゴロで一塁走者にタッチ、そのまま一塁送球でダブルプレーチェンジと思った瞬間、球がやや高く足が離れており、打者走者は生きる。結果的にはこれが痛かった。次打者の浅い中前の当たりに、倅が突っ込みダイビングするが、届かず(やはりポジションが深すぎなんじゃないか)。一二塁から、次打者はレフト線に強烈な当たり。これが三塁打となって、2点を奪われる。次打者3フライで追加点は許さず。
6回表、先頭K君は三塁寄りのショートゴロだが、足を活かして内野安打。S君のバントで二進。M君の投ゴロで三進。しかし、ユウジが三振に倒れ、無得点。追加点が遠い。
6回裏、強烈なピッチャー返しをしっかりキャッチで一死。次打者はあまり避けたふうにも見えない死球。しかし、三振、三塁盗塁阻止でこちらも追加点は許さない。
最終回表、先頭キャプテンが三遊間を破る左前ヒットで出塁。盗塁後、カズマが送れなかったものの粘って、6ゴロの進塁打で、一死三塁のチャンス。ここで点をとれば、大きい。ここで倅が叩きつけるバッティングで、前進守備の二遊間を抜く中前ヒットで、待望の追加点!!盗塁、F君のバントでなおも三塁のチャンスだが、カズトは投フライで1点どまり。しかし、これでほぼ勝利を手中にしたと思いました。
最終回裏、肩を痛めている倅に代わり、センターにミノルが入る。先頭は3ゴロに打ち取るが、カズマが弾いて活かす。次打者は簡単に追い込むが、見逃したためか、ツーストライクから代打。これで調子が狂ったか、何と四球としてしまい、無死一二塁のピンチ。ここで打席には1番打者。放った痛烈なライナーはセンターミノルの頭上を越し、深い外野にボールが転々とする間に、打者走者も返って、何と逆転サヨナラ3ラン本塁打となりました…。打球へ一歩踏み出してしまったように見えましたが、最初からバックしていても、間に合わなかったでしょうね。
野球に、「たられば」はありませんが、5回裏にダブルプレーに出来ていたら、次の中前の当たりを捕れていたら、最終回にもう1点取れていたら、最終回にエラーがなかったら、最後の打者にもっと深く守って最初からバックしていれば、などなど考えてしまいます。
しかし、それは相手だって同じです。最後の最後で、勝利を手中に出来なかったのは、やはりそれだけの実力がまだ備わっていないということでしょう。エースF君とキャプテンの打撃に負うところが大きく、チーム力としては、まだまだということです。
チームの目標であるベスト4まであと一歩でしたが、まだまだ越えなければいけないことがあるという試練を与えられたと考えるべきでしょうね。
それにしても…本当に…はああぁぁ~~…です。
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