八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

学年のカラーと千差万別

2011年04月15日 23時38分39秒 | 指導・育成のうんちく

話せば分かると言ったりしますが、小学生では話して分からないことも多々あります。まだ若い(?)頃、能力開発の部署にいた時に、新入社員には自前で研修をやっていましたが、仕事だからという気持ちではなく、本当に自分の子どもや、弟妹のように思ってぶつかると、彼らもそれに応えてくれ、研修内容なんて忘れてしまった今でもその当時のことを懐かしそうに語り、慕ってくれます。

 

しかし、それも人間としてある程度成熟した大人であるからですし、会社という労働の対価として給与をもらう立場になった場所であるからです。これが、大学、高校、中学校、小学校と年齢が下がるに従って、それは難しくなるのは仕方がありません。

 

自分の子どもだってそうだったのですから、よその子ではなおさらです。そして、そのよその子でも、みな一様ではなく、千差万別です。でも、毎年新入社員に何とか型とネーミングするように、学年ごとに何となく特徴というか、個性のようなものが出ますよね。

 

今のチームで言えば、6年生は「マイペース型」。皆おっとり型で、人と争わず、仲も良いです。そういうメンバーですから、学年としてもマイペースです。試走の時のコースを歩く時、クリーン作戦の時、試合会場についての移動時など、大体、自分たちの学年だけでトットコトットコ先を歩いていってしまいます。学校の中でも6年生となって、名実ともに最上級生の今年、どれだけリーダーシップを発揮できるかが楽しみです。

 

5年生は「やんちゃ坊主型」です。この代は、駅伝のタイムでも分かるように身体的な能力は非常に高いものがあります。しかし、精神的には、よく言えば「やんちゃ」、悪く言えば「お子ちゃま」です。しかし、もう5年生です。そろそろ、お兄さんになってほしい今日この頃です。精神的な成長が楽しみです。

 

4年生は期待を込めて「大器晩成型」です。1年生で入団したリサももう4年生です。花が咲くのを今か今かと待っているのに、まだまだ咲くつもりがまったくなさそうなので、まさに大器晩成の代表格です。でも、下半身を使わないであれだけ投げて、打てるのですから、本気でやったらいつでもレギュラーになれると思うんですけどね。マイペースのケンタロウも晩成型です。新人のナオユキも、足は遅いのですが、けっして手を抜かない姿勢は、時間がかかっても必ず力になります。同じく新人のレンは、頭で考えるタイプで考えすぎてうまくいかないことが多々ありますが、もう少し心身のバランスがとれてくると、この「考える」力は必ずいきてきます。何とか小学校の間に晩成してほしいものです。 

 

3年生は今のところ一人だけですので、何とも言えませんが、最初に入っている部員が結構その代のキャラクターを決めるかもしれません。そういう意味では、物おじせずに、ボールと戯れるシュンスケカラーになれば、「野球大好き型」になるかもしれません。楽しみです。

 

と、学年ごとに何となくキャラクターがあるものですが、やはり、最後は一人ひとり千差万別ですし、そうなってもらわなければ、困ります。マイペースの6年生ですが、ナオキはピッチャーをやるようになってから、ピッチングに関しては、相当こだわりを持って取り組んでいます。シュウヘイも、私に言わせればまだトスも出来ないのにと思いますが、バッティングに関しては自信が出てきたようで、それはそれでいいことです。

 

やんちゃな5年生たちも、みんな打ちたくて打ちたくて仕方がないのはみな同じですが、最近サネが走ることにこだわっているような気がします。散ドラに参加するようになってから、短距離では小学生に遅れをとることはありませんでしたが、こっちが年を取ってきたことと、長距離を走るようになって筋肉が変わってきたのか、最近、ダッシュでサネユキに置いていかれるようになっています。試合では、大きいのを打ちたいらしく、まだ足を活かすまでは行っていませんが、いずれこうした「強み」は生きてきます。

 

学年ごとのカラーはありますが、やはり最後は一人ひとりがどうしたいのか、です。一人二人でも、自分がこだわること、これでは人には負けないぞ、ということを見つけると、きっといろんな化学反応を起こし始めると思います。

 

散ドラ諸君がいろんなことに自分なりのこだわりを見出して、これは負けないぞというものを見つけてほしいと思います。

 

今日のジョグ

も、仕事で遅くなり、お休み。

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未熟。

2011年04月15日 00時42分08秒 | 管理人のこと、雑感

東京都知事に四選された石原慎太郎氏が民主党のことを「未熟」と評しました。自信満々だったもののまったく結果を出せず猛烈なリストラの末、ただ形だけ存続している銀行を作ったことや、今回の震災に関連して、花見は自粛すべきだとか、パチンコや自動販売機なんてなくたっていいと、暴言を吐いている彼も経済問題に関しては相当に未熟だと思いますが、民主党に対する発言は、否定できないですね(余談ですが、彼は以前カジノ構想を打ち出していましたが、これが実現していたら、それに対しては何と言ったのでしょうね。興味があります)。

 

で、民主党の未熟さですが、本当にプロとは思えない点ですね。やはり、与党慣れしていないことが大きいのでしょうが、首脳レベルがそれでは困るんですけどね。

 

これまでも未熟さの事例は山ほどありますが、今日も本当にくだらない未熟さがありました。菅首相と松本内閣官房参与の会談の中で、首相が「(原発周辺地域は)10年、20年住めない」と発言したと、松本氏が語って問題になりました。

 

その後、首相が「私は発言していない」と言い、松本氏も「私の発言だった」と訂正しましたが、誰がそんなことを信じますか。呆れてものも言えません。

 

そもそも、一国の責任者が言っていいこと悪いことがあります。気が許せる相手だからといっても、そこで言ったことこそが本心なのですから、言い訳にはまったくなりません。それどころが、建前と本音を使い分けるということを公言するに異なりません。どちらにしても、未熟です。

 

百歩譲って、人間ですから本音と建前があるということを認めたとしてですが、その本音の言葉がポロポロ世間に漏れていては、本音と本音にしかなっていません。原発問題が非常に緊迫している中、首相が選んだ何とか参与だかというお友達のような人から首相の本音がポロポロ漏れて、話題となりました。

 

さすがに首相も困って、釘を刺したということですが、そもそも一国の総理がグチだか何だかわからないことを軽々しく口にしていいものではないと思います。私には出来ませんが、そういう重圧にも耐えられる人でなければ、座ってはいけないポジションのはずだからです。そして、上で言ったように、百歩譲って、愚痴を言うとすれば、それを絶対に漏らさないようにするのが、プロの仕事です。

 

こんなに軽々しく、日本国トップの情けない話がゴシップ話と同じレベルで出てくると、正直国民としては情けなくなります。権力欲だけでは今の事態は乗り越えられませんから、本当の覚悟がないのなら、早く身を退いて、責任を取る覚悟のある人に道を譲ってほしいと思います。

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