海外法人の役員から今回の人事異動で本体の役員に復帰した人が、今日の会議で次のように言っていました。
「かの地に比べて、日本に帰ってきたら、何とみんな暗い顔をしていることかとびっくりした!」と。
リーマンショックで大打撃を受け、加えて昨年は大震災があり、さらに少子化で人口減少していくなど、確かに日本は元気がありません。日本を代表する企業だった、ソニー、パナソニック、シャープなどの家電メーカーも円高やかつてのお家芸のテレビの不振で元気がありません。
高度成長期とか、バブル期とか、経済や世の中が上向いている時期は、忙しかったり、大変だったりしても、みな前向きに、明るい未来を考えることが出来たような気がしますが、経済が下向きになってくると、リストラだ、経費削減だ、などと、どうしても後ろ向きなことになりがちです。
そういう経済や社会の問題が背景にあると思いますが、元気がない原因は、それだけでもないような気がします。
楽しさや、幸せの原点って何かと言うと、やっぱり自分が好きでやっていること、やりたいことをやっている時に感じるんじゃないでしょうか。やらされ感や、義務感になってくると、楽しさや幸せ感はなくなります。
今のような後ろ向きな時代だと、どうしてもオフェンスよりもディフェンスとなり、後手後手に回ることが多くなりますし、結果的に、好きなこと、やりたいことよりも、今やらなければならないこと、やるべきことが多くなります。
宮仕えの身で、好きなこと、やりたいことだけやるわけにはなかなかいきませんが、出来るだけ、そうできるように持っていきたいですね!
今日のジョグ
もお休み。雨は止んでいましたが、ここのところ、まったく夜は走る気なし…です。