今朝は4時起きをして、コンフェデレーションカップの開幕戦となる日本対ブラジル戦を観戦しました。W杯の前哨戦としてブラジルで開催されるため、昨年、0対4で完敗したブラジル相手にどこまで出来るかを試す絶好の機会です。
どころが、です。本来、日本が先制して王者ブラジルを慌てさせなければならないところでしたが、何と開始3分で、エース・ネイマールに芸術的なボレーシュートを決められてしまいました。相手にとっては最高の立ち上がり、日本にとっては最悪の立ち上がりでした。
その後、ボールポゼッションではブラジルが上回ったものの、それほど圧倒的に押し込まれた感じもなく、前半を終了しました。ところが、です。後半早々、またしても開始3分でブラジルに追加点を許しました。あとは日本は攻めるしかありませんでしたが、攻めきれず、挙句に終了直前にカウンターを許し、3点目を許しました。
実力差はまざまざと感じさせられたものの、圧倒的にやられての0対3ではなく、早起きしたのに、何とも残尿感の残った試合でした。
その理由は何だろうと思いましたが、サンデーモーニングに出演していたラモスさんの言葉で、腑に落ちました。曰く「日本は失うものは何もないのだから、積極的に仕掛けてチャレンジしなければならないのに、守りに入っていた。口では優勝を目指すと言いながら、積極的な姿勢がなかった」。
そうなんですよね。日本は強くなったと言っても、前回0対4で負けたチームでチャレンジャーです。がむしゃらに攻めて守って、相手を慌てさせてほしかったですが、逆に王者ブラジルの方がしっかりプレスをかけて、日本のボールを奪い取っていました。
次戦のイタリア戦では、今度こそチャレンジャーとしての勇猛果敢な戦いを見せてほしいですね。それと、私はサッカーは素人ですが、長谷部選手のキャプテンシーは高く評価されていますが、ボランチとしては守りでは献身的なものの攻め上がった時に今一つな感じがするのは気のせいでしょうか。これまでW杯予選を戦ってきた主力メンバーを大きく変える必要はないと思いますが、+αの戦力も探してほしいですね。