八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

春の主役は、パ・大谷!セ・高木勇!

2015年04月27日 23時14分12秒 | プロ野球・高校野球

これまでも何度か書いていますが(「スポーツサンデー」)(「田口だ、高木だ、大谷だ!」)(「巨人・高木勇人、完封勝利!」)、プロ野球のこの春の主役は、パ・リーグ日本ハムの大谷翔平と、セ・リーグ巨人の高木勇人ですね。

 

昨日も両投手が勝利し、大谷が開幕5連勝、高木が開幕4連勝と勝利しました。

 

大谷翔平は、連勝中ですが、欲を言えば、立ち上がりが良くないという点が課題でした。ところが、昨日は立ち上がりに力まず投げるという修正を加え、見事な立ち上がりだったようです。5回に右足ふくらはぎがつったため、勝利投手の権利を手にし降板しましたが、プロ入り3年目とはとても思えない修正力というか、吸収力というか、伸びシロですね。本当に恐るべしです

 

対する高木勇人は、「5度の指名漏れ」が有名ですが、その理由とそれを変えたきっかけをニュースでやっていました。曰く、スカウトが注目する選手でありながら、高木自身、プロ入りを意識するあまり速球にこだわり、制球を乱し、結果を出せず、5度の指名漏れとなったそうですそして、高木は「プロ入りを捨て」、「チームのために勝つこと」を考えたそうです勝つためには、スカウトにアピールする速球だけではなく、変化球も交えて打ち取ることが不可欠であり、このコンビネーションで結果を出し、それが結果的にプロ入りにつながったということです。何かとても示唆に富む話です

 

よくプロ選手は、「チームのために」ではなく、「自分のために」プレーした結果が、チームのためになるのだと言われます。これもある意味で、真実の一端を表していると思います。しかし、ここで言っている「自分のために」プレーするというのは、「自分のアピール」のためにではなく、「自分の良さを出し切る」ために、ということなのではないかと思います

 

その意味では、高木勇人は、指名漏れをして時には、「自分のアピール」のためにプレーをしていて、「速球と数々の変化球を持つという自分の良さを出すため」のプレーをしていなかったのだと思います。それが、図らずも、自分の我欲を捨てた時に、自分の良さが出てきたのだと思います。実力の世界と言われるスポーツの世界でも、かなり心理的要素が強いということですね。

 

今シーズンの、大谷翔平と高木勇人は、今後も注目ですね!

 

 

 

 

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一粒で何度でもおいしい!

2015年04月27日 23時07分55秒 | 散ドラ諸君への喝!

土日の連戦だったため、3年ぶりの勝利の余韻を味わう間もなく、昨日はコールド負けという現実に引き戻されました。しかし、ようやく掴んだ勝利の味は、一度の敗戦で消えてしまうようなものでは、決してないはずです。

 

2年間負け続け、負けることに慣れ過ぎてしまったのではないかと思われていた選手たちですが、勝って挨拶をして戻ってくる時の顔は、今まで見たことがないくらい嬉しそうでした

 

普段の練習の時でも、「終わったら何する?」なんて感じの選手たちでも、勝てば間違いなく嬉しいですし、欲も出てきます。誰かが活躍すれば、次は「オレも(私も)…」という気になります(負けていると、活躍する選手も少ないので、なかなかそういう機会もないですからね)。

 

ということで、負けたとはいえ、昨日の試合でも、強豪相手に手応えも感じました。今まで出来なかったことが、出来るようになる「感じ」(予兆)とでも言えばいいのでしょうか。これも勝利の効果ではないかと思います。

 

この「感じ」があるうちに、どんどん鍛えて、次の勝利を掴めるといいですね!ゴールデンウィークになりますが、せっかくの休みですから楽しむのもいいですが、時間はたっぷりあるはずですから、ボールを触り、バットを振ってください。

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