八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

人手不足=選手不足

2015年12月10日 23時03分47秒 | 管理人のこと、雑感

日本の経済動向は、安倍首相が自画自賛するほど力強いものではありませんが、有効求人倍率は、バブル崩壊直後の高い水準に迫る高水準です。結果、世の中では、人手不足状態に陥っています。

 

景気がいいと言えるほどでもないのに、バブル期レベルの人手不足になっているのは何故なのかと言えば、従来の雇用の中心を占めた一次産業が、機械化されたり海外移転して、比重を低下させる一方、介護をはじめとするサービス産業の比重が高まるなど経済構造が変化したことと、生産年齢人口自体が減少し始めているためです。

 

散ドラをはじめとする学童野球チームにも同じようなことが起きています。かつては圧倒的な人気を誇った野球ですが、Jリーグ発足やワールドカップの盛り上がりでサッカー人気に押され、さらに最近では、いろんなマイナースポーツも注目を浴びるようになるというスポーツの構造変化がありますし、少子化ということで、子ども自体が減っているということがあります。当然、子どもの有効求人倍率も上がるわけです。

 

で、どうするかです。

 

産業界では、人手不足に対して、あの手この手でいろんな対策を講じています。一番手っ取り早いのは、賃金を上げることです。しかし、これは経営資源に限りがありますから、誰でも出来るわけではありません。あとは、いかに魅力的な経営理念やビジョンを掲げるかです。もっと、短期的なことでは、いろんな特典をつけるなどのキャンペーンなどの手法もあります。いずれにしても、手をこまねいていれば、人が集まらない状況が続いています。

 

それは、学童野球チームも同じですね。学童野球は賃金は関係ありませんし、費用面を見ても、就職と違ってあまり大きな要素とは思えません。どんなチームを目指すのかという方針は、結構大事なような気がします。ここは丁寧に説明していくと、強豪チームとは違うことを目指す人を集められる可能性がありますね。

 

そして、短期的な広報活動ももっとやることが必要かもしれませんね。募集広告を積極的に展開することに加え、入団促進キャンペーンなどの販促活動も有効かもしれません。先輩たちが残したスパイクやグラブなどのプレゼントキャンペーンや、何なら私たちも資金拠出して、新品の何かプレゼントキャンペーンなどしてもいいかもしれません。

 

何とかこれまではチームを存続させてきましたが、手をこまねいていれば、チームの存続はありません。経済界でも、非効率な企業は市場から退場することで、経済自体は活性化すると言われています。スポーツだって同じです。これからどんどん人口が減る中で、何もしなければチームの消滅や合併は避けられないでしょうね。その時に吸収される側にならないためには、いろんな面で魅力的なチームになるしかないですね。

 

アイデアがある人、よろしく。です。

 

 

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