ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

医師の断乳の薦め

2011年09月08日 | 医師の断乳指導
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医師の母乳への不勉強について今回はいただいたコメントから考えてみましょう。
皆さんも、様々なことで医師から断乳を指導されることがあると思います。
その時に、医師の間違った指導を鵜呑みにするのではなく、爺に訪ねるかたまごママネットの育児相談にある、「薬の母乳への影響」を見てください。
正しい情報を知ることで赤ちゃんを苦しませないでください。


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ひげ爺さんに懺悔を聞いてもらいたく、初めてコメントを書きます。
私は昨年から 不整脈で近所の内科(小児科循環器科もしている)にかかっていたのですが、夏に喘息発作が出てしまい
不整脈の防ぐ薬を飲むと喘息発作を誘発する・喘息発作を止める薬を使うと不整脈(200/分の頻脈)を起こしてしまう
という にっちもさっちもいかない状況になり、医師からカテーテル手術を勧められ 受ける事にしました。
その際 大きな総合病院への紹介状を書いてもらう時
「初診日まで数週間あるから、必ず授乳をやめとかないと治療できないよ」と言われ、泣く泣く8ヶ月になったばかりの次男の授乳を 8/13の午後~やめました。それから2晩 次男は38.5℃の熱を出しました。 
2,3日もすればミルクを飲みだすよ
という まわりの誰もが言う言葉に反して、次男は7日たっても8日たってもミルクを拒否しました。いつも口を大きく開けて笑っていた次男は笑わなくなり、眉間にシワをよせていました。
ほ乳瓶の乳首を買い替えたり、コップやスプーンで与えたり、挙げ句の果てに ミルクを寒天で固めたりもしましたが、1口 口にしただけでえづいて体いっぱいで拒否しました。
幸い離乳食はよく食べたので それまで1回食だったのに 離乳食で栄養をとらせようと1日6回食にし、いつも何か口に入れ、そのつど排泄をする…という、内臓を酷使させる毎日でした。
 
そして 8/25に総合病院の循環器科を受診した際、名医と言われる医師が
「治療以外の事でも何か悩みはありませんか?」と問いかけてくれたので、実は次男がミルクを飲まず…と話すと
「授乳は構いませんよ~僕 出産したての方をそのまま治療した事もあるし」と。 
愕然としました。
 
帰りの電車の中で、この13日間 私は次男に何てことをしてしまったのか…と涙が止まりませんでした。
帰宅し夫に状況を話し、その夜から次男に頭を下げ、夫と4才の長男に次男を説得してもらい 授乳を再開しました。
始めは乳首をまじまじと眺め それからパクっと。その晩また38℃の熱を出しました。
再開して今日で14日たち乳量も戻り、何よりも次男は おっぱいを見せると声を出して喜んで 満面の笑みを浮かべて近寄ってきてくれます。
昔 遠足で行った高崎山の猿の親子のような私達は今幸せです。 あの13日間が 今後どう影響するか不安ですが、神さまから預かったこの子ども達と成長していきたいです。
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母乳に理解があり勉強している医師に出会えて良かったですね。
お子さんが出会わせてくれたのです。
辛かったのでしょうね。

皆さん、断乳を医師から薦められたら一度たまごママネットの育児相談室の
「薬の母乳への影響」を見てくださいね。
多くの医師や薬剤師は、薬の母乳への影響についての知識が乏しいのが現状です。
授乳に影響する薬は、それ程、多いわけではありません。

これからは、卒乳までおっぱい生活を楽しんでください。
応援しています。

写真は、淡路島のモンキーセンターの猿です。

この猿は先天性の両手両足の欠損のある猿でした。
手足だけではなく、骨格にも異常がみられ、出産は無理だろうと言われていたそうです。
しかし、無事に出産。
初めての赤ちゃんを上手に育てています。
赤ちゃんは、母親にしがみ付く能力を持って生まれます。
だから、リボンちゃんが手を添えなくても大丈夫なのです。
ただし、それは赤ちゃんが健常であれば、です。
母親にしがみつくことが出来なければ育ちません。
猿は24時間抱かれているのです。
母子一体です。
抱くことが出来ないので小猿が抱きつくことが出来なければ、
生きて行くことができないのです。

ヒトも猿に学ぶべきことが多いです。




コメント (4)
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