ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

母性と父性

2011年09月27日 | 母性の大切さ
今朝もこの地、特有の朝霧がかかりました。
霧がかかると好天になります。
この霧が、植物の生育を促進します。
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我が子を育てる上で大切なものは、「母性」「父性」です。
母性は、我が子を無条件の愛で護ることです。
父性は、厳しさをもった慈愛です。
我が子の全てを受容し、安心できる存在が「母性」である。
社会的な道徳感やしつけやマナーを教える力が「父性」である。
全ての人は男女の差が無く、「母性」「父性」を内に持っています。
だからこそシングルマザー、シングルファザーでも子育てが出来るのです。
母の愛は、我が子の全てを「許容」します。父の愛は、「制限」する愛であり、厳しく許さないものです。
しかし、その制限が度を超してはいけません。
慈愛に満ちたものでなければ「暴力」「虐待」です。

人が育っていく上で大切なのは、「母性」「父性」がバランスよく我が子に与えられていくことで「自立」した人間に育ちます。
生まれてすぐの赤ちゃんが心身ともに健やかに育つためには、まず「母性」が十分に与えられることが重要です。
母性が十分に与えられた後に「父性」が必要になります。

両親から「厳格」に育てられた子は、思春期になって「暴力的」になったり親の言うことを聞かなくなります。

大切なのは、親から「無条件に愛される」ことです。
条件つけの愛は愛ではありません。

母性や父性は、誰にでも「無条件」に備わっているものではありません。
親から受け継ぐものです。親から「慈愛」に満たされ育った人は自然な行為として我が子に捧げることができます。
備わっていない人は、妊娠中からお腹の我が子を慈しむ日々を送ることで自覚してきます。
赤ちゃんを産んだからといって誰にでも「母性」は備わっているものではありません。
生んだ後の「復職」や「保育園」探しを考えている「女性脳」には、芽生えにくい。
自分を犠牲にしてでも我が子へ愛に満ちた行為が自然に行えることが大切です。
それによって「愛着」が生まれます。
このことをあなただけではなく、これから出産を迎える方や隣人に伝えてください。
また、あなた自身ももう一度、母性と父性について考えてください。
夫婦で話をしてください。



コメント (17)
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