ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

おとなしい赤ちゃん

2013年03月29日 | 子育ての悩み
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「うちの子は手がかからない」とい声を耳にします。
?手のかからない子とはどういう子なのでしょうか。
?第一子で手のかからない子は少ないように思います。
新生児期に、人工乳などで3時間おきの機械的に栄養を与えられたり、泣いても手をかけてもらえない。
?授乳だけではなく、紙おむつは布のおむつより交換の回数が少なくなり、ミルクも母乳より回数が少なくなり抱かれる回数が減ります。
?赤ちゃんとのふれ合いが少なくなると、声をかけたりされることがなくなり、?いくら泣いてもお母さんが欲求を満たしてくれないと、赤ちゃんは次第に、自らの欲求をしなくなって行くことがあります。
?これが「手がかからない子」「おとなしい赤ちゃん」と言われます。?
手がかからないのではなく「手をかけてもらえない」のではないでしょうか。
?このようなお母さんは、「暗い顔」をしているのではないでしょうか。
それが赤ちゃんにもわかり、赤ちゃんも暗くなるのである。
赤ちゃんが泣いたり、笑顔で笑ったり、喃語をしゃべるのは、お母さんへのサインです。
?赤ちゃんの欲求を満たしてあげることで、赤ちゃんの感情も育ちます。
テレビはベビーシッターではありません。
?お母さんの生の声が、赤ちゃんの心を安定させるのです。?
笑顔で赤ちゃんの瞳をみながら話しかけてあげてください。
?赤ちゃんは、あなたの瞳の中に映る「自分の姿」を観て安心します。
サイレントベビー(おとなしい赤ちゃん)は幼児期だけの問題だけにとどまりません。
?情緒が未成熟のまま育ちますと、他人とのコミュニケーションがとりにくい子どもに育ちます。
?幼稚園などで集団と調和できなかったりすることがあります。
?成人になってからも、自己中心的で問題行動を起こすようになります。
親子にとって、家庭の悲劇的な状況につながっていきます。
今だけを考えず、我が子の将来を持て子育てをしてください。
心と手をかけてあげてくださいね。



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