ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

妊娠したら禁煙しよう

2015年02月08日 | 日々の思い

 

たばこの煙にふくまれるニコチンは、血管を収縮させ、子宮、胎盤への血液量を減少させますので胎児は、低酸素の状態になります。

胎盤も機能が落ちるために、合併症が起こりやすくなります。

 喫煙する妊婦は、吸わない人に比べて、早産および自然流産が約1.5倍おこりやすくなります。

周産期死亡も1.2~1.4倍増加するといわれています。

妊娠合併症(胎盤早期剥離、前置胎盤、出血など)の危険性も高くなります。

 妊娠中の受動喫煙の影響もおこります。

低体重児の頻度が高くなります。

女性が妊娠前に禁煙すると、出生体重は、非喫煙者とほぼ同等になります。

妊娠を考えている方は、今からすぐに禁煙しましょう。

 お腹の赤ちゃんへの影響も大きいです。

最近の研究で胎児の発育障害が明らかになってきました。

出生体重の低下のみならず、身長、頭囲、胸囲など身体発育全体が低下し、先天異常(口唇・口蓋裂、先天性心疾患など)の頻度も増加します。

 女性が喫煙すると不妊になる危険性が高まるといわれています。

 また授乳中に喫煙すると母乳中にニコチン等が分泌されて、乳児に悪影響を及ぼします。

 パートナーと共に妊娠したら禁煙しましょうね。

 ちなみに私はヘビースモーカーでした。

1日に40本~60本喫煙していました。

歩くニコチンでした。

妊娠を契機にやめました。

やめて30年になります。

禁煙してから体も楽です。

仕事の持続力もアップしました。

子どものタバコ誤飲を心配することもなく快適です。

喫煙されている方は、今すぐに禁煙しましょう。

 

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