ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

断乳後、笑わなくなった

2015年02月10日 | 母乳は心の栄養

 

我が子が断乳後笑わなくなった。


当たり前です。
断乳は、親による虐待である。

事情の如何に関わらず、これまで大好きな「おっぱい」を心のよりどころにしてきた、赤ちゃんの意思に関わらず「暴力的」に「強制的」に剥奪されるのです。

赤ちゃんが、どれだけ心に傷を負っているか考えたたことはありますか?

何も考えずにしているか、断乳を商売にする悪徳助産婦に欺されるか。どちらかです。


  長くおっぱいをあげているとわがままになり自立できないなどといわれ断乳をすすめられることがあります。


2才になると言葉の発達も見られ外へ向かう気持ちが強くなります。

毎日が驚きと好奇心にあふれた体験です。


このたくさんの体験はそれまで経験したことのない世界ですから精神的にも肉体的にも疲れてしまいます。こんな時におっぱいを欲しがります。


  おっぱいは活発に活動するためのエネルギーの充填基地といえます。
おっぱいから守られているという安心をもらい、より多くの経験を得ることができます。


ある時期になるとおっぱいに頼らなくても自分で心のコントロールができるようになります。この時が卒乳です。


 
充分に満足した心は強い自立心を育てます。

  お母さんが離そうと思えば思うほどおっぱいを求めてくるように思います。特に2歳児は自分でも処理しきれないほどの自我がどんどん沸いてきて子どもは自分でもどうにもならない感情を持ちやすくなります。そのような思いをおっぱいが癒してくれると思います。

お母さんが母乳を止めなければと思うと、その気持ちは子どもに伝わります。


  大事なおっぱいを止められては困ると、子どもはおっぱいを離そうとせず、それまで以上におっぱいに固執するようになります。

コメント (6)
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