ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

産むとこ探し

2016年05月17日 | 子どもの成長

皆さんはどのような視点で産院を探しますか。

「食事でしょうか?(フルコース・ケーキ)」
「個室だから?部屋がきれい」
「プレゼントがたくさん貰える」
「安全なお産ができるから」
「評判がいいから」
「産後は個室でゆっくりやすめるから」
「無痛分娩できるから」
「家から近い」
「有名病院でタレントがお産したから」

親はそれでもいいよ。
だけど赤ちゃんの事を考えたことあるか。
お腹の赤ちゃんの幸せを。

自己中心の産院選びはやめるべきです。


赤ちゃんは、お腹の中にいるときから幸せになる権利を皆もっている。

無責任な親の元に遣わされる赤ちゃんは可愛そうだ。
「赤ちゃんはお母さんを選んでくる」と言われている。

お母さんを自立させるためにやってくる。
しかし、中には自立出来ない親もいる。
その中の一部は、苦しみぬき我が子を
殺してしたり、心中したりする。

贖罪を続ける親もいる。
その悲劇からはなかなか抜けきれない。

親から育てられていない親になる人は、妊娠期間は、これからスタートする子育てのための学びの場。
産むことも大事だが、育てることそして、子どもに教えられることを知る事も重要である。

親からいい子育てをされず親になる人は、人工飼育されたチンパンジーと一緒で、子育てをする「子育て力」が
幼児期にインプットされていないので、妊娠中に育て方を学ばなければならない。
「子育て力」は親の子育て、特に乳幼児期の子育てが脳に刷り込まれでいくのである。
誰でも簡単に子育て出来るわけではない。
親の育て方が大きく影響する。
世代間連鎖である。

年がいったから子育てが出来るわけではない。
むしろ頭だけ大きくなり無駄な理屈が詰め込まれ、自分の物差しで世間を見るようなり、
子育ても妊娠情報誌や育児雑誌の正しくない情報を信じて道を間違ってしまう。

産院は、持っていない「子育て力」を引き出してくれる所をさがしましょう。
「子育て力」はいいお産をする力と心を与えてくれます。

医師や助産師はあくまでも「助産」のパートナーです。

「助産」をしてくれるいいパートナーを見つけてください。
見つけるのはあなたの心です。妊娠情報誌には書いてありません。

そのパートナーを見つける事が、あなたとお子さんの幸せにつながります。

子育ては「苦悩」だけではありません。
本来「楽しい」ものであるはずです。
子どもと共に喜びを味わいましょう。

そのためにすべき事をしてください。
楽しみは努力するほど大きいです。

 

コメント
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