ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

甘え、甘やかし・・・・・。

2008年06月09日 | 祖父母の弊害
祖父母の支援はありがたいのですが、祖父母からいろいろ言われるケースがよくありますね。
それが育児の不安を増大させることもあります。
抱きすぎ、甘やかし、離乳食はまだか、果汁は飲ませないのか、お風呂上がりの湯冷ましを飲ませろなどなどなど。
今回は、甘やかしといわれたのですが?と言うおたずねです。
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息子は明後日、7ヶ月になります。
たいぶ息子とのふれあいを楽しめるようになってきたのですが、最近、心にひっかかる言葉ができてしまいました。
実母に言われたのですが、「甘やかし」です。
お腹が空いたり、眠かったり、ただ抱かれたい時、泣き出す前でも気づけば応じてあげているのですが、その様子を見た実母が「そんなに甘やかして大丈夫?」と心配してきました。
これまでは「抱き癖?ついて結構!」と強気でいたのですが、こう言われて、この月齢では、これは甘やかしや過保護になるのだろうか?
とまたもや不安に襲われてしまいました。
特に最近するようになった「抱っこお楽しみタイムしてして」は同様でいいのでしょうか?
抱かれている時の彼の身のあずけ方が「安心して抱っこを楽しんでいる」と
感じ、私も嬉しくて調子に乗って抱っこしていたのですが・・・。
今はよくても、「我慢」を教えなければいけなくなる時がくるのでしょうか?
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 まだまだ7ヶ月です。
甘えて当然です。
我慢をさせる必要は全くありません。
たくさん甘えさせてあげてください。
「甘えさせる」と「甘やかし」は違います。
この赤ちゃんの場合は、成長していくプロセスです。
赤ちゃんはまだ言語も獲得できていません。お母さんへのメッセージを出すことで生きていくための支援をお母さんに伝えているのです。
これは「甘やかし」ではありません。
この月齢ですと十分に欲求を満たしてあげることはとても大切です。
それによって母子の強い絆が出来上がります。
その絆が心が豊かで自立心の強い人に成長させてくれます。
安心して甘えさせてあげてください。
たくさん抱いてあげてください。
たくさん誉めてあげてください。
大きくなって問題を起こすケースの多くは幼児期の母子の関係が出来上がっていません。

お子さんのサインを感じ取って子育てが出来る戸は素晴らしいですね。
自信を持ってください。

周りの声に振り回されずに自分を信じて子育てを楽しんでください。
育児書は捨てましょう。
子育てにマニュアルはありません。

祖父母は、初めての子育てをしている母子の邪魔をしないで温かく見守ってあげてください。



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