新年幕開けの今日、旅の一歩は相模太夫が例年元日に詣でる「武相総鎮護」の「座間神社」への初詣、初祈願である。コロナ禍にあることから感染拡大防止と三蜜回避の観点から午前中を避け混雑も落ち着いているころではないかと夕方に訪れた。いつもは参道の石段の横迄並んでいるのだが案の定少なく参拝することができた。今日詣でた「座間神社」は座間市座間に湧水の豊富な座間市民の飲料水の源を有し、遠く大山、丹沢連峰の山並みを仰ぎ、近くは相模の母なる川「相模川」を一望でき、また四季を通して草花の咲き乱れる座間公園に隣接する風光明媚の名勝地に鎮座している。「相模の飯綱様」として親しまれており、凡そ1500年前、欽明天皇の頃創建(伝)の座間の古社である。祭神は日本武尊。古事記に「さねさし相模の小野に燃ゆる火の火中に立ちて問ひし君はも」とある。6千坪という広大な神域、境内には「一の鳥居」、「二の鳥居」、「三の鳥居」が構えられており、「三の鳥居」から本殿へ続くやや勾配のある石段(参道)が続く。上り切った正面に「本殿」、右に社務所と鐘楼、ご神木として樹齢300年の「椎の木」がある。社務所ではお札や破魔矢の授受で列をなす混雑ぶりであった。今年が何とかコロナが終息の日を迎え穏やかな希望のある年となるよう祈願した。(2201)
2021年(令和3年)という年はコロナに明け暮れた不自由な一年であった。全世界では2億人超えが感染し、5百万人を超える人が亡くなるコロナ戦禍である。デルタ株に代わってオミクロン株が拡大、昨年12月30日から31日、アメリカでは40万人、フランスでは20万人、日本も桁は少ないが全国で500名を超える新規感染者が出始め増加の兆しである。そんな不安の中、新しい年「2022年の幕開け!!」、「相模太夫の旅録」も始動した。2022年の干支「壬寅」は「陽気を孕み、春の胎動を助く」、冬が厳しいほど春の芽吹きは生命力に溢れ、華々しく生まれる」年ということである。コロナはインフルエンザのように形(株)をかえて残り続けると予言されている。コロナとの共生を覚悟しなければならないようである。それでも微かな望みを託し日常を取り戻せ自由に旅がそして撮影ができる年となることを願いつつ、今年も「相模太夫の旅録」は発信続けます。是非ご訪問頂けますよう・・・・!!(2201)