新年一月も早いもので10日、昨日から沖縄、広島、山口3県で「まん延防止等重点措置」が適用され、「二十歳のつどい」のイベントは予定通り実施する県、市もあるが中止、延期に変更する自治体もある。相模原は開催し市長はお忙しである。ここ上溝では午前11時より上溝商店街の新春恒例伝統行事の一つ「福を呼ぶ」とされる「第34回 上溝だるま市」が模原市中央区上溝6丁目2−11上溝商店街の中央駐車場・本町自治会館前、大鷲神社境内において開催された。だるま(達磨)はインドから中国へ仏教を伝えた僧侶の達磨。転じて達磨の坐禅姿を模した日本の置物で現在では縁起物とし親しまれている。会場は「だるま」を求める人でいっぱいである。上溝地区の三大祭の一つ平成元年(1989)に復活した「だるま市」で、商店街の活性化と魅力ある街づくり「歴史と潤いのある街・上溝」を目指している。地元上溝のお店と、外部から二店舗でていた。店舗には高さ8cmから49cmまで様々な大きさの「相州だるま」を販売されていた。縁起物の「相州だるま」や「高崎だるま」が販売されるほか、限定で「だるま御朱印」の発行されていた。お目当てのだるまを求めてた購入者には「無病息災」、「家内安全」と火打ち石を擦ってもらっていた。神社の前で丁度11時から役目の終わった「松飾り」、「お札」、「角松」に火がつけられ炎が風に煽られゆらゆらと高く燃え上がった。また午後3時からは住職が成田不動で読経、3時半ら市長・来賓の挨拶の後、100名近い参拝者がだるまを囲む中、住職が経を読む間に昨年一年間勤めを終えた100個超えの「だるま」を供養する「お焚き上げ」が行われた。(2201)
大和市下鶴間に高野山真言宗寺院の「鶴間山観音寺」は鎮座している。創建年代は不詳だが、室町時代の様式を伝える厨子(市指定重要文化財)は天文13年(1544)造であることから創建はこの頃推定される。古くは「金亀坊」と呼ばれておりその後、観音菩薩を祀った「観音堂」がこの地域の大火でも難を免れたことから「観音寺」に改めたといわれる。本尊は十一面観世音菩薩(慈覚大師御作)。56号観音寺信号角に位置し真新しいい「山門」を抜けると正面に入母屋造りの「本堂」、本堂左手に「観世音菩薩像」、右手に「手水舎」と「太子堂」、「和田五介之碑」がある。「山門」右手には「辨天堂」と「金亀坊稲荷」がある。当寺は武相卯歳観世音霊場の第1番、武相寅歳薬師如来霊場の第21番札所である。(2201)
座間市緑ヶ丘に冬は「梅」と「スイセン」、春は「桜」、秋には「天上の花」と言われる「曼珠沙華」(彼岸花)と四季の花で彩られる市民の憩の場、座間八景の一つとなっている「かにが沢公園」はある。公園は周辺から低くなった立地となっており南北に長い園地である。かつては深い谷で、谷を流れる沢には蟹が多く群れていたことから「かにが沢公園」という園名が付いた。園内に紅白枝垂れ合わせて十本近い「梅」が植栽されている。花の少ないこの時季、唯一「百花に先駆けて」咲く代表的な花木が梅である。まだ新年8日目、7日は雪も降り10度を切る真冬の気温、子供広場の一画の梅園内の主役たちも凍え気味である。一本の「紅梅」が可愛らししいピンク色のは蕾を膨らませていた。来週以降も寒い日が続くが三寒四温これから少しずつ暖かくなって当園の梅も開花速度を上げてくれると思われる。(2201)