町田市三輪に「東国花の寺百ヶ寺」の一つで「シャクナゲ寺」と呼ばれている真言宗寺院「見星山高蔵寺」は鎮座している。山号名の如く星が近くに見える高台にあり、古来、奈良県三輪の人々が移り住んだという「三輪の里」に構えられた「花のお寺」である。創建は康安2年(1362)の古刹。本尊ある。その「高蔵寺」がまだ夜が明けない中、早朝(3日午前4時10分頃)出火、本堂と事務所、倉庫など計4棟約850㎡あまりが全焼した。火は約4時間後に消し止められたが、一番気になるのは本尊の「金剛界大日如来」は大丈夫だったんだろうかということ。そしてシャクナゲの木々たち燃えてしまっていないだろうかということ。出火時間早朝といことで幸い参拝客はおらずけが人はなかったのが幸いである。しかし全焼に近い消失してしまったことからこれから復興、再建には相当の時間がかかることが予想される。(2201)
消失前の山門と本堂
出火の様子
消失前の山門と本堂
出火の様子