津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

お国言葉

2005-04-23 15:37:08 | 歴史
 熊本市の隣町・菊陽町に鉄砲小路なる1キロ程の道筋がある。
鉄砲衆が屯田兵として住まいしたらしいが、現在もよく手入れされた植え込みが残り
往時を偲ばせてくれる。ここに住まいした人達は、士分であるから当然気位が高かっ
たらしい。そのことは言葉にも表れていて大変面白い。
「貴方たちは」という事を「ぬしどま(お主どもは)」と言っていたが、1キロ離れ
たお百姓は「わっどま(ワレどもは)」と言ったという。
「ぬしどま」は目下に対しての話し言葉、「わっどま」はお百姓同士での話し言葉ら
しい。最近地元出身の方から聞いたうんちく話。
コメント
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