衆議院選挙の結果が出ました。
自民党の圧勝に喜んだ人も、悲しんだ人もいるでしょう。
鹿嶋は、ひとまずほっとしています。
もう少し、原発即時廃炉に向かうことを主張する党が伸びて欲しかったのですが、
基本的には「まずは一安心」です。
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政治の最大罪悪は無能ということです。
これによる被害と機会損失は巨大です。
これに比べたら、個人的なカネの問題など小さな、小さな問題です。
この問題を取り出して、有能な政治家が失脚させられることが多いのですけど。
カネのことは大衆にわかりやすいので、マスコミも~無能もありますが~
これを大問題のごとくに書くのです。
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そもそも、民主党に政権が転がり込んだのは、小沢一郎氏の選挙戦略が
当たりに当たった結果でした。
この集団による政治運転は、彼の指導でなされることが大前提でした。
その事実をきれいさっぱり忘れて、当面の小細工に走り、彼の指導を離れて
無能な小物たちが政権を享楽した。こういう危険きわまりない状態に日本は
置かれてきました。
鹿嶋は小沢氏にとりたてて肩を持つわけではなく、冷静に距離を置いて観察して
いっています。
<原発廃炉は遠のいたが>
原発即時廃炉の政策は遠のきました。
これは冷静に見て大問題ですが、もう、運ですね。
福島に巨大地震が来たのも人間の力を超えた運です。
当日、金曜日に、現場労働者たちが帰宅せずに現場にいてくれたのも運でした。
これから既存の原発近くで、大きな地震が起きるかどうかも、運です。
人間の力を超えています。
運を天に任せて、進むしかないでしょう。
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だが、人為的に出来ること、政治の最悪事態を脱することは出来ました。
まずは一息です。
経済は好転するでしょう。
安倍晋三の述べている金融政策、経済政策は正しいです。
国防軍が出来たとしても、韓国のように、青年に短期間の徴兵義務を課しても
戦争がすぐ始まるわけではありません。
自衛隊の今と状況はあまり変わりません。
すべては、人民が政治的見識を高めるかどうかにかかっています。
(その方法については、これから、すぐに述べます。
中国問題の終わりにのべます)
最後に小沢氏にも一言。
無能者をかき集めて政権を取らせるという、二大政党ごっこは
もう二度としないで欲しいですね。
この練習は高くつきました。