鹿島春平太チャーチ

「唯一の真の神である創造主と御子イエスキリスト」この言葉を“知っていれば”「天国での永生」は保証です。

57.「グレース」と「トルース」の波動の中に

2018年06月21日 | 安全なキリスト教の学び方

 

 

 

もう一つ、わかりにくい聖句を吟味しておこう。
 
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「諸君がわたしの名によって父に求めることは何でも、父は、私の名によってそれを諸君にお与えになります。
 諸君は今まで、何も私の名によって求めたことはありません。求めなさい。そうすれば受けるのです」
        (ヨハネによる福音書、16章23-24節)
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これも「イエスを証言し、しるしで証明する」というイエス最後の遺言の大枠の中でとらえるべき聖句だ。
 
だから欲しいものを何でも無条件に野放図に与えるというのではない。
 
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だが、それでも夢の聖句だ。
 
またこの特権は弟子たちだけに与えられるのでないだろう。
 
後にイエスを証言する人々にも与えられると解するのが道理だろう。
 
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だけど実際には、そんなことおきてないよね。
 
証言者がイエスの名によって求めても、超自然的な事象があらわれることはほとんど観察されてない。
 
だから、これも解読がいるのだ。
 
 
 
 
 
<イエスの名の信号に伴う波動ワールドの中で>
 
 
まず、「私(イエス)の名によって」は誤訳だ。
 
前述したように、これは「イエスの名の信号(シニファン)に伴う波動ワールドの中で」が正しい訳だ。
 
そのこともまた、ヨハネ15:7の解読知識を援用してわかることである。
 
見返すと信号(シニファン)「イエスの名」の意味内容(シニフィエ)は盛り沢山だ。
 
「創造神イエス)の(意識)波動ワールドの中に住み、その意識波動に証言者の波動が共振・共鳴し、彼の意識の中に創造神波動ワールドが生成した状態」というのがその正確な内容だ。
 
だが、「創造神の意識波動ワールド」というもの、まだ、漠然としている。
 
今回は、それをもっと具体的に吟味してみよう。
 
 
 
 
<七つの意識波動構成要素>
 
創造神の波動ワールドを構成する意識波動体を具体的に考えてみる。
 
わたし、鹿嶋が聖書を吟味して触れてきた様々な波動体のうち、とりあえず代表として次の七つをあげてみる。
 
その波動たちは~、
 
①グレースの愛(与えるだけの無償の愛)、
 
②トルース(真理:変わらざる知識)
 
③平安に満ちた静けさ(英語のcalmが相当する)
 
④健康(悪いところすべてが新創造された完全な健康)
 
⑤富裕(魚とパンを次々に創出した力による豊かさ)
 
⑥復活(死んでも生き返る力)
 
⑦永遠のいのち(客体に留まり続けるいのちエネルギー)
 
~といった波動たちだ。
 
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少し説明がいる。
 
まず①グレースと ②トルースについて~
 
これはヨハネによる福音書の1章17節から採っている。
 
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「わたしたちはみな、この方の満ち満ちた豊かさの中から、グレースの上にさらにグレースを受けたのである。
・・・・(中略)・・・グレースとトルースはイエス・キリストによって実現したからである」
   (ヨハネによる福音書、1章17節)
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二つの語は、邦訳聖書では、①恵み ②まこと・・と訳されている。
 
 
 
<グレース>
 
どちらも日本語にはない概念だった。
 
で、邦訳聖書作成者のヘボン先生(ヘボン式ローマ字の)は苦心された。
 
結局、グレースを「恩愛」と訳され「めぐみ」との読み仮名を付された。
 
だが、意味はよくわからない。
 
それで、戦後、口語訳にしようという際に(ヘボン先生の訳文は文語文)、「もうどうせわからないのなら・・・」と「恵み」にされた。
 
これがグレースだ。
 
 
 
 
<トルース>
 
トルースの意味を表す言葉も日本語にはなかった。
 
(時が流れても永遠に)「変わらない知識」という思想は日本人にはなかった。
 
理念がなければ、それを示す用語も産まれない。
 
ヘボン先生はやむなく「真理」(言語上は「まことの理論知識」という意味)をつくってそれにあてられた。
 
でも、やはりこれもモヤモヤしている。
 
そして、結局、日本人には「もやもや」した状態できているがそれでは駄目なのだ。
 
そこで、わたしは、もう、英語の発音をそのまま日本語にして「グレース」「トルース」としたのだよ。

 
 
 

<生来もちあわせなかった波動体の中に住む>


どちらも、もともとは産まれたままの人間の意識にはなかった、意識波動体だ。
 
(西欧にそれがあるのは、聖書の理念をいち早く取り入れたからに過ぎない)
 
つまり、創造神のみから出た意識波動体だ。
 
わたしは、この二つを創造神の波動体要素の代表のトップと認識しているのだよ。

 
 
 
 

<共振がなると「神」ができる>

そして人の意識がその中に住まわっていると、自らの意識もそれに共鳴し始め、結果的に、それらと同じ意識波動が自らの内に生成する。
 
神は波動で構成されているので、共鳴した意識体は創造神でもある。
 
 
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「・・・『私は言った。あなた方は神である』と書いてあるではありませんか。
もし、神の言葉を受けた人々を神と呼んだとすれば、聖書は廃棄されるものではないから、
『私は神の子である』と私が言ったからといって・・・」
         (ヨハネによる福音書、10章34-35)
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~というイエスの言葉は、それを言っている。
  (少し難しかったかも知れないが)
 
 
こうして、自分の内に創造神の意識波動体が形成されることを、エペソ書ではこういっている。
 
 
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「このキリストの中で、あなたがたもともに建てられ、御霊によって創造神の住まいとなるのです」
          (エペソ人への手紙、2章22節)
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  (こういう論理は量子論(存在波動論)があって初めて明確に理解できる)
 
 
そして、こうなると、自分が希望する事柄は、その創造神が出動することによって、超自然事象として実現される~という論理だ。
 
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だから、人はイエスの名に伴走する波動ワールドの中に、住まっていればいいのだ。
 
(ちなみにそうすれば、うつ病にもかからないし、かかっていても回復する。この波動の中に住まっていれば、心が喜びに満ちあふれるからだ)
 
そして黙想していればいい。
 
あとは、オートマチックにことはなっていく。
 
望むことも超自然的に実現される。
 
 
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そういう論理体系になっている。
    (これは福音(よきしらせ)の中核でもある)
  
③ 以下の意識波動体は、次回にするね。
 
 
今回はここまでにしよう。

 

 

 

コメント
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