鹿島春平太チャーチ

「唯一の真の神である創造主と御子イエスキリスト」この言葉を“知っていれば”「天国での永生」は保証です。

34.聖霊が導き入れる「罪の真理」とは?

2019年01月15日 | 鬱を打破する聖書の論理

 

 
 
前回、罪の知識には[暫定的なもの」と「究極の真理」とがあることをみた。
そして真理は、聖霊が来て導き入れてくれる、とイエスは遺言していった。

今回は、その真理の中身を検討する回だ。

+++

結論から言うと、②「聖霊の導き入れる究極の罪知識」は、罪の完全な消去法を含んでいる。
 
消去は、イエスが身体から流し注いでおかれた血による。
 
これが罪が発生した瞬間に、それを溶かしてしまうのだ。
 
+++
 
イエスは最後の晩餐で葡萄酒の入った杯を掲げてこういっている。
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「みなこの杯から飲みなさい。これはわたしの契約の血です。
罪を許すため、.多くの人々のために流されるものです。」
 (マタイによる福音書。26章27-28節)
・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
「多くの人々のために罪を許すため」というのだからこの罪は、人間の犯す全ての罪をさしている。
 
自分が(これから)自分の身体から注ぎ出す血は、これを相殺して消去するというのだ。
どうしてそうなるのか?

 

<人間の血とイエスの血>
 
そもそも血とは何か?
 
人間の身体に循環運動をさせるのは「いのちエネルギー」である。
血はそのエネルギーを携えて身体の各部に供給する。
 
だからその供給活動が途絶えたとき、つまり血液循環が衰えたとき、人の身体は死ぬ。
病院で血圧計が急低下すると、医師が「ご臨終です」というのは、それを示している。
 
+++
 
他方、創造神イエスの身体における血は、いのちのエネルギーの運搬液ではない。
いのち(エネルギー)そのものの凝集してなった液体である。
 
この「いのち」は罪を相殺してしまう。
罪は「死のエネルギー」を放射している。
イエスの血(「いのち」凝集体)は、罪のその(死の)エネルギーを相殺する無限の力を持っている。
これが罪という存在を瞬時に消滅させてしまう。
 
 
      
 
<ロゴスが人となった方~愛弟子ヨハネの洞察~>
 
ヨハネ伝の著者ヨハネは、イエスを最も深く理解した弟子だ。
その伝記で、「イエスが最も愛した弟子」と書いているのは、自分のことなのだ。
 
その彼は、「”人の子”イエスはロゴスが身体になった方」との洞察を記している。(ヨハネによる福音書、1章1節)



 
<ロゴスは血をまとっている>
 
「人の子」イエスのからだになるべきロゴスは、いのちの血をまとっている。
御子の身体になったロゴスは、骨肉とともに血も持っている。
 
その血は、注ぎ出されると凝集し、この地上に貯蔵され、いのちエネルギーを無限に放射する。
 
その血は、注ぎ出された後には、人間が律法違反をする前から、すでに待ち受けているのだ。
そして違反によって発生した罪を瞬時に溶解し、消滅さすのだ。
 
イエスが「罪を許すため、.多くの人々のために流されるもの」といったのは、その血なのだ。

 
 
 
<効能を持つのは「血」>
 
 
イエスの血は全ての罪を、発生後瞬時に溶解・消去する。
そういう波動を持っている。
 
それを約束した最後の晩餐での言葉もまた波動である。
 
そのことを明かした量子物理学は、まことに恐るべき物理理論だ。
 
その波動は、受け入れた人には、約束を実現する波動に変化する。
 
かくして、血を信じる人は、罪なき存在とされるのだ。
 
+++
 
一般には、罪を許すのは「イエスの死」とか「十字架死」とか言われてきている。
 
それは間違いではないけれども、Sサイズの身体にXLサイズの下着をあてがうようなところがある。
漠然としている。焦点が絞られていなくて図星ではない。
 
図星は「注ぎ出されたイエスの血」だ。
イエスの血が罪を溶かしてしまうのだ。
 
そしてその血を信ずるものが、即座に「罪なき人」となる。

これが罪の究極の奥義である。
 
 
 
 
<奥義を悟らせるのは聖霊の助け>
 
イエスは、この奥義(真理)は聖霊が悟らせてくれる、と遺言した。
 
前回に掲示した聖句~
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
しかし、その方、すなわち真理の御霊が来ると、あなた方を全ての真理に導き入れます」
    (ヨハネによる福音書、16章12節)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
~は、それを言っている。
 
 
聖霊は創造神と同じく創造霊だ。
 
この霊は創造神の意識波動、真理の意識波動を発している。
 
その波動と共鳴共振することによって、人間は奥義(真理)を悟る。
 
驚くべきは聖霊の波動力だ。

イエス昇天後の地上に住む人間は、聖霊の助けを受けて、真理を悟れるのだ。

正しいと悟れば、人はそれを心に受容し、血の効能を受ける。
 
さすれば罪責感の奴隷となった状態から解放され自由になる。
 
+++
 
重要なところなので繰り返す。

まず聖霊の助けで罪の真理を悟り、罪責感から解放される。
それから、イエスとの同一化に、全身全霊を尽くす。

これによって、イエスの「夢の約束」ステージ(III)への道は開かれるのだ。
 
今回は、ここまでにしよう。




 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする