今回は~
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「①信じる人々には②次のようなしるしが伴います。
すなわち、③私の名によって
④悪霊を追い出し、
⑤ 新しいことばを語り、
⑥ 蛇をもつかみ、
⑦たとい毒を飲んでも決して害を受けず、また、
⑧病人に手を置けば病人はいやされます」
(マルコによる福音書、16章17~8節)
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~の「④悪霊を追い出し」である。
うつ病も含めて、人間の病には、「細菌、ウイルスなど物質的な原因のもの」もあれば「霊(という波動体)によるもの」もある。
また、悪霊は貧困、事業の失敗、家庭不和などももたらす。
まず、「信じる者には・・・」の「信じる」の状態を再確認しよう。
これは~繰り返し述べてきた~ヨハネ15:7の「第三ステージ」の状態である。
すなわち、「イエスを全身全霊で愛することで、イエスと同一化し、創造神のことばが内に住まっている」状態。
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それ故、この人の行くところには、天の御国の空間も伴走している。
天国は創造神が王として統治する王国。その下で天使たちがガバメント・政府を形成している。
天国の政府の権威は、地(宇宙)における悪魔が統治する霊的ガバメントの権威より圧倒的に上位にある。
そこでステージ(III)の「信じる者」が、天の統治者イエスの名の波動体の中で、(悪魔統治下の)悪霊に「出ていけ」と命じれば、彼は命令に従わねばならない。
かくして、悪霊は、入っている人の身体から追い出されるのが道理となる。
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こんにち、そうならないのは、その信じる人の「信」(ルーク唐沢の言う「フェイス」)が第(III)ステージに達してないことによるにすぎない。
その信者は「信じる」という、このだだっ広い概念を吟味することから再出発すればいい。
<悪霊とは?>
追記である。
「悪霊とは何か?」もホントは考えねばならない。
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霊とは「見えない意識体」と鹿嶋は認識している。
この意識体を、聖書ではどう教えているかというと、1つはいわゆる「堕落天使」である。
つまり、サタンとなる反逆天使長~その名をルシファーとする解釈もある~に従った配下の天使たちの変質した姿、という説がその一つだ。
<もう一つの可能性>
だが、もう一つ、~聖書はそのものずばりで述べてはいないが~「可能性」がある。
それは人間~全てではないが~の死者の霊である。
これについては『キリスト教のことが面白いほどわかる本』中継出版に事例とともに詳しく述べているので、興味ある人は参照されたい。
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こういうとまた「異端!!」と叫ぶニッポンキリスト教のセンセイが出るなぁ。
聖句自由吟味活動を肯定できない人がそうなるのは道理でしてね。
まあ、仕方ないね。