鹿島春平太チャーチ

「唯一の真の神である創造主と御子イエスキリスト」この言葉を“知っていれば”「天国での永生」は保証です。

=天理教と聖書の奥義=3    ~福音(聖書)の奥義を直言していた!~

2023年04月23日 | 天理教と聖書の奥義

 

筆者の病室は、入院棟の四階にありました。
フロアーの一角にはロビーがあって、そこには天理教の教義が書かれた本も置いてありました。
 
それらの本によれば、教義は、聖書読みの筆者には驚くべきものでした。
 
簡明に表現されたそれの内容を箇条書きで書けば、次のようなものです~。
 
+++
 
1.この世界のすべては、創造神によってつくられている。
 
2.特に、人間は自分の子としてつくられている。
 
3.創造神は人間にとっては「親」であり、親神様である。
 
4.親神は、人間の親が子を慈しむように、すべての人を慈しんでおられる。
 
5.そのことを悟ると、人の心は不思議に「勇んで」くる(活性化する)。
 
6.すると、通常は「陰」であった気持ちが、「陽」に変わる。
  何をしていても、どんな境遇になっても「陽気」になる。
 
7.すると、病も去り、すべてが好転する。
 
 
+++
 
以上が中心教義ですが、続きもありました~。
 
8.「陽気暮らし」こそが、親神様が、人間に望んでおられる生き様である。
 
9.これが得られると、人間には、「人を助けたい」という心が湧き上がり、
  助けるのが「喜び」となる。
 
10.これらが親神を悟ると、自然に実現する。
 
 ~これらが、教祖(しんとは「おやさま」と読んでいる)、中山みきに与えられた、神からの啓示でした。
 
 
+++
 
 
詳しくは後述しますが、これらは聖書(福音)の奥義を、ずばり、直言しているものです。
 
 
1.の「この世界のすべては、創造神によってつくられている」は、
「まことの神は唯一で、万物を創造された創造神である」という聖書の奥義と同じです。
 
人類は神という概念を、「見えない、力ある方」といったように漠然としか抱いてこなかった。
だが今から3500年前の紀元前150年頃、モーセに現れた神は自分を
「万物を作った創造神であり唯一のまことの神である」と啓示しました。
 
これが旧約聖書に記されています。
 
宗教は何らかの形で神を語りますが、この創造神の概念を示すものは、聖書を教典とするもの以外にはなかった。
 
それが日本の幕末にできた天理教の教義には、そのものずばりででていたのです。
 
(続きます)
 
 
 
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=天理教と聖書の奥義=2    ~人々の利己心が薄く「たすけ心」が濃い~

2023年04月23日 | 天理教と聖書の奥義

 

 

広大な本殿の周囲には、各地からやってくる参拝者の白い「詰所」たてものが、数多く並んでいます。
みな広大で、四階かそれ以上の建物です。
 
中を見た人に聞いたところでは、廊下はピカピカ、左右に部屋があって
ホテルのようだそうです。
 
ある人が「信徒に寄付させたものでしょう」といいました。
確かにそうですが、この詰め所は、生活に困った信徒を無料で生活させるようにもなっているそうです。
 
ここが寄付金とりっぱなしの教団と違うところです。
だから、信徒は、安心して生活できているのですね。
 
本殿を囲んでこれらのビルが群がる地帯は、ディズニーワールドのような一つの世界といった感じです。
 
 
 
+++
 
筆者の入院した病院はそのビル群の中の、本殿に近いところににありました。
 
 
至れり尽くせりで、看護師さんも驚くほどに親切。
普通の人間にある「利己心」というものが極めて薄い。
代わりに「たすけごごろ」ともいうべきものが濃く感じられました。
 
+++
 
手術の前日には、教育担当の教会員が「手術前のお祈りをしていいですか?」といってきました。
「お願いします」素直に応じると、長い祈りをしてくれました。
 
わたしはこのついでに、天理教の「あしきをはろうて・・・」という「お手振り」と
その意味を尋ねてみました。
 
担当者は、そのセリフの旋律とお手振りの仕方も教えてくれました。
 
(続きます)
 
 
 
 
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