
本日は第4章「ピエール=オーギュスト・ルノワール」まで読了。残りは第5章「ドガ」と第6章「ベルトモリゾ&カサット」の二つの章となった。
「こうして絵画は印象派による色彩分割法によって、「何を描くか」ではなく「どのように描くのか」が重要になる近代絵画の時代へと突入していった。そして二人(マネ、ルノワール)の「ラ・グルヌイエール」は、印象派を象徴する三大要素である戸外制作、色彩分割法、そして現代生活のすべてが含まれた記念碑的な作品なのだ。」(第3章「クロード・モネ」)
「職人の子として生まれ、職人として修業をしたルノワールは、画家としても「芸術家」ではなく、「職人」に徹することで、肖像画家として生計を立てることをよしとしていたのだ。「誇り」よりも「実」を選んだのだ。」(第4章「ピエール=オーギュスト・ルノワール」)
本日の読書はここまで。
