今夜は十五夜、ただし満月は明日。残念ながら空一面の厚い雲で雲も星も見ることはできない。月の位置すらわからない。
★冬満月今なら姨捨山に行ける 小長井和子
★父の死後 けやきにあそぶ冬の月 田辺三耶子
★いいたきを黙してしばし冬の月 小林いさを
冬の月は寡黙である。星空は饒舌だが、冬の月、それも満月ならば星空は月のあかりに沈黙してしまう。あたかも寡黙であることを強いられるようだ。月はそのような自分の振舞いに気がつくことはない。が、決して権力者ではない。人間世界からは遠いのである。沈黙を敷いているとは自覚していない。あくまでも善意の月である。そしてその善意ゆえに、冬の月あかりは人の心を痛みを与えずに通り抜ける。人は心を見透かされたと静かに思う。
さて、本日の昼は昨晩の残りのおかずで食べた。神大の生協でカレーのランチを予定していたが、残りものを食べないと悪くなる、とのことであった。カレーのランチは来週に持ち越しとなった。
★冬満月今なら姨捨山に行ける 小長井和子
★父の死後 けやきにあそぶ冬の月 田辺三耶子
★いいたきを黙してしばし冬の月 小林いさを
冬の月は寡黙である。星空は饒舌だが、冬の月、それも満月ならば星空は月のあかりに沈黙してしまう。あたかも寡黙であることを強いられるようだ。月はそのような自分の振舞いに気がつくことはない。が、決して権力者ではない。人間世界からは遠いのである。沈黙を敷いているとは自覚していない。あくまでも善意の月である。そしてその善意ゆえに、冬の月あかりは人の心を痛みを与えずに通り抜ける。人は心を見透かされたと静かに思う。
さて、本日の昼は昨晩の残りのおかずで食べた。神大の生協でカレーのランチを予定していたが、残りものを食べないと悪くなる、とのことであった。カレーのランチは来週に持ち越しとなった。