荻窪の杉並公会堂(2023/7/4)。
東京現代計画:
Sumihisa Arima 有馬純寿 (electronics)
Masanori Oishi 大石将紀 (sax)
Yoshiko Kanda 神田佳子 (perc)
Aki Kuroda 黒田亜樹 (p)
Shinya Hashimoto 橋本晋哉 (tuba)
Guests:
Yasuaki Shimizu 清水靖晃 (sax)
Carl Stone (laptop)
Dror Feiler (sax)
現代音楽のフィールドに「清水靖晃」という独特の文脈が重なるとこんなにおもしろいのか。(複雑なようにみえてそうではなく)シンプルにして気合優先の人為的な響きは「時代」的のようだけれど、こう聴くと紛うかたなき個性。カール・ストーンさんが人いきれの音を導入し場をやさしく支配するのも相変わらず魔術師的。
いかにもなアンソニー・ブラクストン曲も、はじめて聴くドロール・ファイラーさんの曲と演奏(自作楽器!)も鮮やかだった。そして多彩な神田佳子さんの打楽器の音はもっと追って聴きたくなった。神田さんによるジェームズ・テニー曲の演奏をスーデラで観たのはもう7年も前。
●神田佳子
Sound Live Tokyo 2016 ピカ=ドン/愛の爆弾、私がこれまでに書いたすべての歌:バンド・ナイト(JazzTokyo)(2016年)
●カール・ストーン
内橋和久+カール・ストーン@千駄木Bar Isshee(2023年)
カール・ストーン『We Jazz Reworks Vol. 2』(JazzTokyo)(2022年)
カール・ストーン+吉田達也+神田綾子 with 小林径@落合Soup(JazzTokyo)(2022年)
Signals Down@落合soup(2019年)