●矢部優子
ラマチウケシコロ(JazzTokyo)(2024年)
春の気たつを以て也@成城学園前アトリエ第Q藝術(2024年)
矢部優子+山㟁直人+広瀬淳二@アトリエ第Q藝術(2023年)
りら~雲を吐き、星を喰う homages to Tetsu~@山猫軒(JazzTokyo)(2023年)
古池寿浩+矢部優子+増渕顕史@水道橋Ftarri(2022年)
神田綾子+矢部優子+遠藤ふみ@大泉学園インエフ(2021年)
Dance x Music Session Vol. 01(2021年)
穢れ(JazzTokyo)(2020年)
ヒゴヒロシ+矢部優子、プチマノカリス/山我静+鈴木ちほ+池田陽子@なってるハウス(2019年)
815展でのパフォーマンス(矢部優子、広瀬淳二、池田陽子、渡辺隆雄、遠藤昭)@好文画廊(2019年)
謝明諺+秋山徹次+池田陽子+矢部優子@Ftarri(2019年)
大墻敦『春画と日本人』(2018年)
東村山のすなふきん(2025/2/1)。
あがた森魚さんが<冬のサナトリウム>を歌ってくれて感激。歌詞には「誘蛾灯」、この独特のセンスに痺れる。あがたさんも「色気」ということばが好きなのだそうで嬉しくなってしまった。そして名プロデューサー寺本幸司さんにも、撮影していたGan極楽照会さんにもカッコいい色気があった。
Fuji X-E2, Pentax 40mmF2.8 (PK), XF60mmF2.4
山城知佳子さんのシンポジウム 立教大学アメリカ研究所主催のシンポジウム「沖縄をかたり継ぐこと――山城知佳子の映像作品における暴力と救済の形象」を聴講。
山城さんの《アーサ女》(2008年)を観て「なること」の力に驚かされたのは、国立近代美術館の『沖縄・プリズム 1872-2008』展(2008年)だった。だがこの人の表現には続きがある。
上映された作品は、《肉屋の女》(2012年)、《土の人》(2019年)、《チンビン・ウエスタン》(2019年)、《リフレーミング》(2022年)。すべて3画面の映像インスタレーションであり、ここは大学の講義室ゆえ前三者は1画面、《リフレーミング》は3トラックをまとめて1画面。つまり参考上映だが、それでも刺激的だった。(たしかに2021年の東京都写真美術館『山城知佳子 リフレーミング』展における《土の人》上映は忘れがたい。)
まとめて鑑賞して印象に残ったことは、肉、土、狂といったものを象徴させる「まつろわぬ者」たちの存在、その不服従が沖縄戦など歴史的なトラウマと無縁ではありえないこと。その反対側に水という生まれ変わりの媒質があること。
上映後のシンポジウムで、山城さんはすごいことを語った。《あなたの声は私の喉を通った》(2009年)は戦争体験者の語りを一言一句自分の声で語りなおす作品だが、完成後、そのおじいさんの声を吞み込んでしまった感覚があった、と。他人の声がつねにお腹の中にあって、そこから毎日「肉が迫ってきた」と。だから《肉屋の女》はお腹の中の声を追った心象風景のドキュメントでもあった、と。
●山城知佳子
『沖縄の“眼”になった男 〜写真家・平良孝七とその時代〜』(2023年)
『山城知佳子 リフレーミング』@東京都写真美術館(2021年)
『けーし風』読者の集い(31) 「生きる技法」としての文化/想像力(2016年)
コザ暴動プロジェクト in 東京(2016年)
沖縄・プリズム1872-2008(2008年)